2009/05/18

sans toi m'amie


嬉しい、けど、寂しい、、、

そんな時に忌野清志郎の『サントワマミー』が流れました。

sans toi m'amie...

君がいないと、、。

とりあえずクロミツと名付けていた生後一ヶ月くらいのその猫は、5月2日にアトリエの前の公園で『なーなー』鳴いてるところを見つけ、そのまま段ボールで家をつくってやり、ささやかながら猫缶で乾杯したのが出会いでした。

猫の気持ちがまったく分からない僕は、彼女(三毛猫なので多分メス)が『なーなー』言うたびに、訳も分からず猫缶を開けたり、ミルクを足したり、膝にのっけてみたり、、でも降りるし。。

気がつくと、どこにいるか分からなくなり、1時間くらい探し続け、彼女が『なぁ』って言ってくれてやっと見つけたり、、。

5月7日になると、『なー』と見つめるので膝にのっけてやると、そこで寝るような、、、猫系の女の子ってもてるんだろうなぁと思ってたところでした。

ミクシーの里親コミュにコメントを出していた僕にメッセージが届いたのが7日の朝。

返事をすると、すぐにまた返事があり、その日の5時に夫婦でやってきました。

『かわいー』と、20歳くらいの女の子が猫を抱き、旦那さんに見せて僕に振り返ります。

そして僕に、『このまま連れてかえってもいいですか?』

『二人の恋は 終わったのね 許してさえ くれない あなた

さようならと 顔も見ないで 去っていった 男の心

楽しい 夢のようなあのころを 思い出せば

サントワマミー 悲しくて 目の前が暗くなる サントワマミー』

僕はきちんとさよならも言えずに、

抱かれるのが嫌いで『なーなー』言っているクロミツをただ見送るだけでした。

もう一回ちゃんと抱いておけばよかった。。

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