2010/12/13

井戸

暗く深い井戸の中に居た。

目を開く事も、耳を澄ます事もなく、僕は暗闇の中で心の声に溺れていた。

時折、いや正確には頻繁に、その重く冷たい井戸の扉を開けて話しかけてくれる友人たち。

僕はそういう声で、手さえ見えない暗闇の中で、自分が存在していることを思い出した。

けど、心の声の渦から抜け出す事は出来なかった。

自分から井戸に降りていき、どれくらい経ったのだろう。

気がつくと、真っ暗で何も見えなかった井戸の中でさえ、目が慣れていき、
井戸の底の冷たさで失っていた感覚も、少し回復してきた。


時間。


僕は彼女と話しをした。

色々な事を、割と長い時間かけて。

そしてもっと長い時間をかけて、それまでの景色に感謝した。


 ありがとう。


目の前に青空が広がっている。


気がつくと、井戸から出ていた。



深く重い暗闇。

でも、それを感じたことは、、


きっと自分にとって良かった事だと思う。


うん、思う。


2010/11/24

はっぴばーすでぃのつづき。

バスから降りる時に後ろの女の人から話しかけられる。

『わんちゃんおいくつですか?』と、僕は『10才です。』と答える。

トノはかばんに入ったまま僕を見上げる。

僕は少しだけ考え、こう付け加えてみた、『実は今日で10才になるんです。』

女の人は『ハッピーバースデー』と言って微笑み、僕も『ありがとうございます。』と言い、笑う。

こうやって、人って心から笑顔をつくれるんだった、と。 トノ、元気で10才、ありがとう。

いや、ちがう。
そんな些細なことが幸せってことなんだろうね、トノ。




そして僕ら3人はささやかな誕生パーティーを。

2010/11/22

はっぴばーすで。

トノー!



10才になりました。




ツイッターはじめました。

http://twitter.com/#!/junokamoto_blue

でもなかなかつぶやけません。。

2010/11/11

JUN OKAMOTO BLUE 的 な 会話。

コホン。

告知を二つ。



今回のJUN OKAMOTO BLUE でコラボレーションさせてもらった貼り絵画家、高谷こずえさんの個展が11/13日より行われます。

僕が初めて見た高谷こずえさんの作品は、手のひらくらいに小さな板にびっしり貼り絵がされていた作品で、次に見たのは畳2枚分くらいある巨大な黒い板の作品でした。
そして僕が最終的に(プリントするという視点から見て)気に入った作品は、普通の画用紙にびっしり貼り絵がしてあるものでした。
とまぁ、普通と言いましたが、凄い数の小さな四角い色紙が貼られ、それに見合う凄い糊のにおい、、、普通の画用紙が生まれ変わるというのは、こういう事なんだろうと思いました。

ふと、そう、よだかの星みたいに。



もちろん、彼女の創る空間はものすごい事になっていると思うのですが、工房集というところはその建物内の至る所が作品になっています。

あっ、そうです、埼玉にある『工房集』というところで行われます。
僕がBLUEラインでお世話になってるアーティストは皆、そこの工房の方たちです。
新宿から埼京線に乗って武蔵浦和で降り、そこから武蔵野線に乗り換えて二つ目の東浦和で降りて下さい。



‥ ☆

もうひとつは、障害のある子どもたちの芸術作品を集めた展覧会、「第2回あーと甲子園」のお知らせです。

まずは詳細を、、


日時:11月23日 11時~16時
場所:早稲田大学 国際会議場3F

※当日12時より1時間30分程度、シンポジウムを開催致します。
以下は詳細です。

「生きる、働く、ゲイジュツする!
 ―知的障害者の就労と生活のためのシンポジウム―」

「障 害のある人がつくった授産作品・芸術作品」を、「障害のある人の社会参加と社会保障・所得保障」とどのように結びつけていくかにあたり、これからは障害者 作業所だけでなく、社会的資源である企業とのコラボレーションを考える上で、「企業における障害者就労・特例子会社の昨今の動向」「行政の役割」を検討す ることを目的に、シンポジウムを開催致します。

ということで、12:00~13:30までシンポジウムを行います。。
またもや、人前でのお話です。。。

ただ、この中のひとつのイベントとして、日本中の特別支援学校の生徒さんの描いたり作ったりした作品の中からひとつ、それぞれのパネラーの方々がお気に入りの作品を決め、それを表彰します。
100人近い生徒さんの絵や造形を見るのは、新鮮なかんじでした。

それらを見た後に工房集などそれぞれのアトリエに在籍しているアーティストの絵を思い出してみると、やはり彼らはさらに特別な才能を持っていることがわかりました。
けど、僕が見た100枚の作品はどれも(もちろん、中には明らかに飛び抜けた才能を感じさせるものがありますが、、)僕が子供の頃にかいていた絵と変わらなくって、、それが何より凄いなと思い、
子供の感性のままでいれる事に少し嫉妬を感じたりしながら選ばせてもらいました。


‥こんなに長々と書いてるのに、またシンポジウムでは彷徨う事になると思います。。


お時間のある方は是非。

2010/11/08

受注会ソクホー第二弾。



こんにちは。

11/6,7で行われた、sign of the timesの受注会に来てくれた方々、本当にありがとうございました。
2色買いをしてくれた方、気がついたら真っ黒なセレクトになってしまい慌てて明るい色を差し込んだ方、初めてドット柄を手に取ってくれた方、、、など、本当に楽しんでくれてるお客さんたちと接する事が出来て、財布を落としたにも関わらず、僕も楽しむ事が出来ました。

ありがとうございました! *詳しい内容はコチラに。。



さて、今度は大阪で楽しみます。

11/12,13,14の3日間、The Galaxy Harmony !!!にて、受注会を行います!

こちらにも僕、顔出します。
11/13の夕方から11/14の夕方まで。

13日の夜にはお酒も出るそうなので、飲みに来てください。




それと、引き続きCHARMWORLDの方でも予約会行っています!
こちらも宜しくお願いします。

2010/11/05

受注会そくほー。


速報中の速報なのですが、、
明日(11/6)から二日間、久留米のsign of the timesにて受注会を行います!

で、僕も行きます。
お近くの方や、少し遠い方でも、是非遊びに来てくださいね。



と、もうひとつ。
これは速報を超えて、すでに始まっているのですが、、web siteのCHARMWORLDにて受注会をしています!
11/1-11/14までと若干長めですがweb上ということなので、日本中の方や、海外の方まで是非見てみてください。




あともうひとつ、、
今日凄くいい事がありました。


a+

2010/11/03

fire...

簡単に伝えるなら、すばらしい天気の休日。
公園でハンバーガーを食べ、箸みたいな釣り竿で爪楊枝みたいな魚に夢中な釣り人を眺め、帰宅。
これからうちに来る予定の、パリの弟マサヒロくんを待っている間にメールチェック。

メール無精の僕と、メールを打たないフランス人。
一年半ぶりくらいに届いたメール。

『Jun is hot as fire...』のタイトルと共に添付された一枚の写真。




僕とトノとパリの家。
フランス人のコトバはいつも僕の心を揺さぶる。


さて、次に向けてがんばろう。


Merci, Ed.

2010/10/13

キンモクセイ part2

秋ですね。

やたらと色々なところで
『金木犀のいいかおりが‥』的なブログなり、つぶやきを目にするようになってきたんですが、季節の変わり目マスターの僕がにおいを見つける事はなく、
きっと皆は長い夏に嫌気がさしていて、神経過敏になってるのだろう、、、と、心の中で言い訳しつつ、けど、世間に仲間はずれさせられないよう最新の注意を払いながら、小さい秋を探していました。

けど去年歩いていた道でも、いつまでも香ってこないし、
きっと去年の金木犀たちは、僕の知らないうちに何かの大きな組織か何か、、、に、東京あたりの公園に持って行ってしまったんだろうという事で、僕の中で金木犀は忘れてさられてしまうところでした。。

そして昨日の夜、トノとの散歩道、すっきりとした空気の中にきゅっとしまった金木犀の香りの粒が広がっていました。
忘れかけていた事も忘れ、その香りに、あぁ秋だなぁと思いながら、カキフライ、と思いながら帰りました。

そう、金木犀ニュースが流れていたのは東京、僕が今居る場所は熊本。


日本はやっぱり面長ですね。



ロクトノ。


バンザイトノ。


イジメテマセン..

2010/09/29

nyu-yo-ku

ニューヨークに行ってきました。
パリから電車に乗って。

ニューヨークでは、何故だかわからないうちにアートスクールに行き、友達に会い、ゲイの先生に気に入られ、わいわいと話していたのですが、
実は、その日のうちにパリから日本に帰らないと行けなかったので、そのまま駅へ。

駅の改札でパリ行きの切符を買おうと値段を聞くと52ドル。
ポケットの中を探してみると、日本やらフランスやらのコインがじゃらじゃら入っていて、一瞬焦ったのですが、
僕の事など全く気にしていない駅員にほっとし、僕は辛抱強くその中からコインを探しました。
初めて見るアメリカのコインはどれも古びているけどかわいく、ラグビーボールくらいの楕円形の真ん中にミッキーがいる2ドルコイン、真ん中に稲妻マークの入った1ドルコインを見つけました。
それでも僕の手のひらの上で山のようにあるコインを探し続けていると、
飾り気も何も無い丸いコインに『50』と描いてあるものを見つけ、ミッキーのとあわせて52ドル見つける事が出来ました。
そして無事に電車には乗れたのですが、どちらにしても、日本行きの飛行機に間に合わないな、、、。

と思ったところで目が覚めました。



ちゃんちゃん。

2010/09/25

another sky

いつものように光っているテレビ、
いつものように気にもせず、シャワーを浴びにいこうとすると、
懐かしいパリの風景(あぁ、自分で懐かしいと言うほどの時間。。)が流れてました。

それは、another skyという番組の100回記念スペシャルでフランスとスペインの旅の総集編で、その中でギター留学していた人と、ダンス留学してた人が出ていて、それぞれが10年くらいまえの恩師に愛いに行く(←そう、こんな感じ!)シーンがあって、
彼らの先生が言う言葉が、自分が学生の頃にパリで言われていたり感じていた言葉のまんまで、、
心の中がスゥとしました。

ジャンルが違えど、表現をする人たちの言葉というのは、表面的な要素よりも内面的な感覚を大切にしていて、それはもしかしたら、言葉に酔いしれているナルシストなのかもしれないけど、そういう甘い言葉が心と脳みそをクスグル。

こう、文章を書いているときにふいに出てくる言葉、、
あぁ、ナルシスト、、良い言葉。。

今思えば、自分に酔い、ナルシストにものをつくっていたあの頃、それに気がついた昨日。
と、言いたいところですが、

僕は日本で展示会をするようになって、来てくれる人たち、というか女の人というのは、本当に洋服を愛しているなと思うようになりました。
着飾るものというよりは好きなものという感じに、ある意味ショックを受けたものです。
けどそれが僕の中での刺激になり、それからは、そんな彼女たちの事を考えながらデザインするのが楽しくなってました。

ただ、それも2年くらい続き、少し飽きる、、、というか、いや、飽きてきたところがあって、
これが今回の新作を考えるにあたっての最初のコトバとなり、今、進めています。

そう、その感じている気持ち、
やりたい事、
パリの古本屋さんで熱心に眺めていたヘルムトニュートンやデビットベイリーの写真集の世界、
全く売れなくても素敵だと思っていた洋服たち、
着飾らせたい、そう思っていた気持ち。


ずっと好きだったんだぜ。

2010/09/20

続・望月商店

とーくしょー。

相変わらず、
話すのは、
頭の中のイメージと違いうまくいかず、いつものようにぐだぐだと話している自分。。
その映像はココで見れます。。

その後、トークショーを見てくれた人たちとランブルスコワインを飲みながら語り、
たいと思っているのですが、お互い恥ずかしいのか、話かけられずそわそわしてると、やっと聞かれたのが、

『歳、いくつですか?』‥

その後、福岡での2泊3日の旅の中で10回以上聞かれました。。
髪を切って、若返り成功です。

さて、それからDOUBLE00'96の藤川社長に皆でお世話になり飲み明かし、
そのまま帰ってしまうのも忍びなかったので、一日お店に立つ事にしました。

そこでも僕は自分の年齢についての質問を武器に、お客さんに向かっていき、話し、笑い、
お店に人がいなくなると、道ばたで望月さんとチラシを配り、ホップ、笑い、ステップ、ジャンプで泣き、、

コホン。

冗談はさておき、
直接商品を説明するときにいつも思うのが、聞いてくれる人の目の輝きです。
本人は気づいてないと思うのですが、本当に目がキラキラしています。

好奇心というやつです。

もしそれから僕のブランドに興味を持ってくれて、偶然にもこのブログを読んでくれてるとしたら、僕と話していたときの事を思い出してもらえたらと思います。
そのときの感じを思い出して、いろんなものを眺めてみたら、きっと視界が1トーンくらいあがるんじゃないかなと、、思ったり。


DOUBLE00'96(だぶるおー)での望月商店は10/17までやっています。

そして福岡を皮切りに

quentin
9月17日(金)〜未定
※レセプションパーティ:10月2日(土)
宮城県仙台市青葉区中央2-10-10 REVOLUTIONビル3F 
Tel:022-726-6020
http://quewjk.exblog.jp/

DOUBLE OO'96
9月17日(金)〜10月17日(日)
※レセプションパーティ:9月17日(金)
福岡県福岡市中央区大名1-3-4 2F
Tel:092-762-5800
http://www.alohanine.com/

archivist
9月22日(水)〜12月26日(日)
※レセプションパーティ:9月22日(水)
岡山県岡山市磨屋町9-26 ロイヤルギャラリービル
Tel:086-231-0466
http://www.archivist.jp/

Unlimited.
9月25日(土)〜10月24日(日)
※レセプションパーティ:9月25日(土)
愛知県名古屋市中区栄3-23-24 NAGOYA FLAT 1F・2F
Tel:052-252-5279
http://www.unlimited-web.jp/



な感じで続いていきます!
それに、全てのお店のレセプションパーティーには、望月さん本人が何かしら楽しい事を考えてくれてると思うので、お近くの方は是非遊びに、そして折角なので望月さんに話しかけてください。

そうすると、きっとキラキラした目になって帰れる筈です。

僕の東京のお兄ちゃんの望月さんを探しに行きましょー。

2010/09/16

望月商店

ずばばん!



スタイリストとして活躍する傍ら、人気ブランド『ハウル(HOWL)』のディレクションも手掛けるなど幅広い活動を行っている望月唯氏が、期間限定のゲリラショップ、その名も「望月商店」を9月17日(金)より仙台、福岡、岡山、愛知の4都市に順次オープンさせます。『ハウル』の他にも『N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)』や『インパクティスケリー(Inpaichthys kerri)』、『マーカ(marka)』、『フットザコーチャー(foot the coacher)』、『デラックス(DELUXE)』、『 ヨシオクボ(yoshio kubo)』など、人気ブランドが多数集結するこのゲリラショップ。各ブランドのアイテム販売はもちろん、プロジェクトスペシャルアイテムや古着、雑貨、写真集、ギター、家具、音楽機材にいたるまで、ここでしか買えないものも多数用意されているとのことです。

ま た、望月氏自らが行う空間演出のほか、その商品を「どのような人が作ったのか?」「どのように作ったのか?」等、一つ一つに対する「想い」や「考え方」を 伝えながら販売するという、服を愛する同氏ならではの販売方針にも要注目。なお、詳しい開催期間や開催場所の情報は下記詳細よりご覧ください。


『望月商店(Guerrilla Shop by Tadashi Mochizuki)概要』

■参加ブランド(順不同)
yoshio kubo (Mens wear)
JUN OKAMOTO (Mens wear)
suzuki takayuki (Mens wear)
HOWL (Mens wear)
JEANDIADEM (Mens wear)
marka (Mens wear)
N.HOOLYWOOD (Mens wear)
Inpaichthys kerri (Mens/Womens wear)
foot the coacher/E.N.D (Shoes/Leather item/accessory)
DELUXE (Mens accessory)
Candle JUNE (Candle)
LAMBRUSCO JAPAN (Italy Wine)
土屋 秋恆氏 (水墨画)
内田志朗氏 (陶芸品)
Mariacchi (輸入雑貨)

■開催店舗
quentin
9月17日(金)〜未定
※レセプションパーティ:10月2日(土)
宮城県仙台市青葉区中央2-10-10 REVOLUTIONビル3F 
Tel:022-726-6020
http://quewjk.exblog.jp/

DOUBLE OO'96
9月17日(金)〜10月17日(日)
※レセプションパーティ:9月17日(金)
福岡県福岡市中央区大名1-3-4 2F
Tel:092-762-5800
http://www.alohanine.com/

archivist
9月22日(水)〜12月26日(日)
※レセプションパーティ:9月22日(水)
岡山県岡山市磨屋町9-26 ロイヤルギャラリービル
Tel:086-231-0466
http://www.archivist.jp/

Unlimited.
9月25日(土)〜10月24日(日)
※レセプションパーティ:9月25日(土)
愛知県名古屋市中区栄3-23-24 NAGOYA FLAT 1F・2F
Tel:052-252-5279
http://www.unlimited-web.jp/


ふぅ。。

まずはここまで読んでくれた人、ありがとうございます。

そして、
読んでくれた方に朗報です。いや、告知です!!

またまた明日9/17に福岡のDOUBLE OO'96(だぶるおーないんしっくす)にて、HOWLの望月さんとyoshio kuboの久保くんと僕の3人でトークショーを行います。

僕がメンズの洋服もつくっているということは、かなり知られてない事でも有名なので、この際に色々な人に知ってもらえたらと思っています。

このトークショーではいったい何を話すか分かりませんが、お酒を飲まないで3人で会うのは初めてなので、凄く楽しみです。

『エー フクオカ メッチャ トオイ !』

と、読みながら思っていたあなたにさらに朗報です!
よくわからないのですが、ココでトークショーをライブ中継するみたいです!!
凄いですね。。

本当なのかな?

いや、多分本当なので、頭を丸めた僕を見たい方や、トークショーを見てみたい方は
9/17の21:30にパソコンの前へ。


酔っぱらっていない事を願っていてください。。トノはいません!



2010/09/14

メイドインコルキニカ。

突然ですが。


明日15日
渋谷パルコPART1 4Fで

Made in COLKINIKHAの期間限定ショップ『S by Made in COLKINIKHA』がオープンいたします。



ということで、
jun okamotoもこうやって、小文字が似合う感じのセレクトで参加させてもらっています。

3ヶ月やっているという事なので、遊びに行ってくださいね。



もし間に合うのであれば、
明日15日のオープニングパーティも行ってみてください。
少し涼しくなって、シャンパンでも飲みたいなと思っている方は是非。



僕とトノは行けませんが。。   11月くらいに遊びに行きます!!

2010/09/10

たいして、

そう、

たいして、

てか、誰も何も言ってくれなかったけど、頭は丸めてません。。


短くしただけです。。



赤ひげトノ。。

2010/09/07

てんとうむし。

頭を丸め、
展示会前の最後の日曜日かも、、なんて歩き、考えながら背伸びした手になにかがあたり、
ふと見ると黒いてんとう虫がとまってました。

たまにのぞくワインやで、てんとう虫のラベルのワインを見かけるのですが、
聞いてみたところその畑では、農薬のかわりにてんとう虫を一万匹くらい放牧(?)して、アブラムシ等の害虫を駆除してもらう、有機農法のしるしという。
それ以来てんとう虫は、僕の中でかなりの好感度を得ていたので、その日の出来事は少しの幸せでした。

ジュンオカモト有機。。



9月の3週目あたりまでに、2010-11AWのすべての商品がお店に並びます!

BARNEYS NEW YORK (新宿,銀座,横浜,神戸)
H.P FRANCE EXCLUSIVE (原宿, 大阪)
IENA (新宿,丸の内,,,and more)
DESPERADO (東京)
Vermeerist BEAMS (東京)
Fabiane Roux (東京)
TOU TOU SERAN (東京) new☆
KIVAS(茨城)
iroha (金沢) new☆
FREE STYLE (群馬) new☆
THE GALAXY HARMONY !!! (大阪)
SEA BERTH (富山) new☆
ELEGA (福岡)
EVER GREY (福岡)
LURACHUNA (熊本)
contessa ricca (大分)
Sabbath (宮崎)

- web
AGENDA
CHARMWORLD

2010/09/01

ロクデナシⅡ

昨日のお酒が残ったままの頭でパソコンを立ち上げitunesをいじる、
夜のボリュームのまま流れ出した音量は、ぼぅとした僕の寝起きの頭をびっくりさせるつもりが、


ロクデナシⅡ。


久しぶりにイントロから脳みそを直撃、

そうだね、
これできっと今日はいい日になる、と思いつつスタート。


それから8 時間後。。


いつもと変わらない一日に感謝しつつ、
この不定期かつ終わりそうなブログに書いてみる。


hallelujah,





いつ発売だか忘れましたが、今出ているPalm vol,4にいっぱい洋服載せてもらっています。

この本のvol,2が出たときに、僕はたまたま大阪に居て、居酒屋で飲んでるところ、少し離れたところで飲んでいた二人組の女の人が、二人そろってPalm vol,2を眺め、たまたま僕のページを見ているのに気づき、嬉しかったのを思い出します。


今回もすごく素敵でした、CHARMWORLDさん!




と、宣伝してみたり。



2010/08/13

Ah bon

少しずつ、しかもわかりやすく、
あれ?っと思う事が続き、ずれていくテンション。

逆らわないとと思いつつも、離れていく現実と現実。



麦わらのトノ


真ん中の弟の彼女に対する優しい姿


下の弟のすばらしい笑顔


釣った鯛


釣った恵比寿、


を、思い出してみたり。


流れ星を40個くらい見てやろうと思い、ベルセウス流星群を見に行こうとする。
車で一時間くらい飛ばせば見れるはず。
しかし見れるのは深夜、、、次の日仕事、、、しかもすでに眠い10時前。。

ビールを飲みながら迷っていると、、、、

ん? 

 ビール?

飲酒運転、ゼッタイダメ!


そんなお盆です。

2010/08/03

10年

『どうやったらアーティストになれると思う?』

『簡単な事さ、10年間同じものを作り続ければいいだけさ。』


映画バスキアの中での会話です。

だから僕の場合、何をするにも10年というのをなんとなく目標にしてやるようにしています。
まぁでも10年って結構長いので、とりあえずは、続けるという事を一番に考えて行動してきました。

でもこれって好きな事をやる上では、少しの幸運と少しの折れない心があればできることじゃないかなぁと思っています。




先日招かれた『もうひとつの美術館』に飾られている作品たちは、ハンディキャップのある人の作品です。
素朴で独特な線で描く人もいれば、攻撃的な線や色を使って描いてる人、
彼らの持っている集中力はきっと、10年でも絵を描き続けることが出来るんだろうなと思います。
けど彼らにどんな実力があっても、彼らだけではそれを続けていく事は難しいのが現実です。

一緒に対談をさせてもらった毎日新聞社の野沢さんが、障害を持った子の周りには親はもちろん、熱心な潜在的な応援団が10人はいるというような事を話していました。

ということは、10万人障害のある人がいたら、応援団は100万人になり、、ウィーアーザワールド。

そしてその潜在的な応援団の皆さんが、
彼らが絵を、織りをやり続けれる環境を作る為に、
未だにNPOの意味もよくわかっていない僕の話を聞いてくれます。

身内だから言える言葉や、部外者が発すると凶器になってしまう言葉があったりと、
ただ良いって思って初めたものが、福祉という意味合いを持ってしまうと、慎重にならざるをえないのかなぁと思ってしまいました。
けど、おこられても、今のところは、僕の思う方向で続けていき、
やっぱりやりたいからという理由でとりあえず10年、BLUEラインを続けていきたいと思っているところです。
ということで、よろしくお願いします!




前のブログで、『是非見に来てください!』
なんて書いたものの、想像以上に遠くて、軽はずみに言っちゃって悪かったなと、行きの車の中で思っていたのですが、それでも来てくれた方たち、本当にありがとうございました!

周りに何もなく、美術館内にはクーラーもないんですが、、古い校舎を再利用して作られた美術館は素朴で、夏の暑さが懐かしいところでした。
8/29までやっているので、是非興味のあるかたは遊びにいって、是非、応援団の仲間入りをしてください。




トノももうすぐ10歳です。

2010/07/24

あつい、


ですね。。



東京からさらに暑い熊本へ、
2010-11AWの立ち上げ準備の為帰ってきました。
店頭には8月の頭には並び始めます。



BARNEYS NEW YORK (新宿,銀座,横浜,神戸)
H.P FRANCE EXCLUSIVE (原宿, 大阪)
IENA (新宿,丸の内,,,and more)
DESPERADO (東京)
Vermeerist BEAMS (東京)
Fabiane Roux (東京)
WR (東京,大阪)
TOU TOU SERAN (東京) new☆
iroha (金沢) new☆
FREE STYLE (群馬) new☆
THE GALAXY HARMONY !!! (大阪)
SEA BERTH (富山) new☆
ELEGA (福岡)
EVER GREY (福岡)
LURACHUNA (熊本)
contessa ricca (大分)
Sabbath (宮崎)

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サングラスかけて、エスパドリュー履いて見に行ってください!

2010/07/17

もうひとつの美術館。間違い2つ探し。

サングラスをかけ忘れトノの散歩に、

あっついなぁ、、、

と思いながら空を見てみると、その青さにはっとした3日くらい前。

僕の住んでいる建物の向かいにある立派な赤松と青空のコントラストだったり、
立てかけのマンションがぽつんと空に伸びているのを見ると、ここは本当に渋谷区なのか?
と、自分の住んでいるココがまた好きになります。


夏の空ですね。





8/1に那須にある『もうひとつの美術館』に行ってきます。
-もうひとつの美術館は、知的なハンディキャップをもつ人たちのアートを中心に、作 品と出会う場、サポートする場として、アート本来の力によって人と人を結びつけ、だれもが人の可能性、自分の可能性を見いだしていく、新しいム−ブメント を創造してゆくことをめざしています。

というメッセージを掲げている美術館に呼んでいただき、
恥ずかしながらもトークショウとワークショップに参加することになりました。


何年も前に一度、文化服装学院の4年生40人くらいの前で話をさせてもらったことがあるのですが、
緊張のあまり喉が乾くのはわかるのですが、
講義が始まってすぐ目をこすってしまい、目も乾燥していたのか、普段ずれることのないコンタクトレンズがずれてしまい、、、
そこで『あっ、コンタクトがずれたんで、ちょっと直してきます、』
とか言えたら、場もなごみ、良い感じで講義を進めることが出来たのかもしれませんが、
僕の場合、それから90分片目が見えないまま、教室がリラックスすることがないまま、、
終了しました。。

というくらい、基本的には人前が苦手なのですが、

サマーフォーラム2010 スペシャルイベント
10:00 - 12:00 スペシャルワークショップ
       「 パッチワークdeワークショップ」(定員30名、要予約)
料金:当日の展示入館料+参加費500 円+材料費(実費) 
場所:もうひとつの美術館 ワークショップ室
講師:岡本 順(ファッションデザイナー、JUN OKAMOTO 代表)
内容:参加者が持ち込んだグッズ、服などに、ハンディキャップを持っ
た人のつくった刺繍、織り布のパッチを手で縫いつけるワークショップ
  ・・・・ひるどき、天然酵母「有のパン」が出店します・・・・

13:00 - 15:30 スペシャルトーク
       「 障害者と社会とをアートで結ぶ」(定員70名、先着順)
料金:当日の展示入館料のみ
場所:もうひとつの美術館 ギャラリー&カフェ「M+Cafe」
講師:  野沢 和弘(毎日新聞社 論説委員、伊賀高史作品を掲載した「ネコのあくび」を連載中)
 岡本 順(ファッションデザイナー、JUN OKAMOTO 代表)
進行:梶原 紀子(もうひとつの美術館 館長)


こんな感じでがんばります!

個人的にはこれだけ、『スペシャル』をつけてもらうのは恐縮なのですが、せっかくなのでスペシャルにがんばってこようと思います。
あと「ネコのあくび」も気になります。


それに近くには『ニキ美術館』もあるし、、、とリンクを貼ろうと調べたところ、
7/1~8/30まで閉館だそうです、、、調べててよかった。。

と、書いてたのですが、ニキ美術館は7/1~8/30まで限定開館だそうですっ!
見間違いです!!
それと近くにあると書いていたのですが、車で一時間くらいのとこにあるそうです!
けっこう遠いです!!


ということで、
(やっぱり)8/1遊びに来てください。
(ちなみにjun okamoto blueのアーカイブも展示してあります。)





僕は美術館のmuseum shopをのぞくのが好きなので、
折角なので(というか、museum shopに置いてもらうのは小さな夢でした)
美術館に来た人が手軽に買ってもらえればと思い
在庫の生地でつくったチビecoストール(110×30cm,3150円)を販売させてもらっています。



大倉史子さんの描いたチェリーとT-シャツモチーフのストール。
限定カク25枚です。

『エー、ビジュツカンデシカカエナインデスカー?』

と、思ってくれた素敵なあなたにお知らせです。

小嶋さんのところ(The Galaxy Harmony!!!!) にもちょっとだけあります!




ふぅ、、、
まだ読み返してないのですが、おそらく長いブログですね。。

もうちょっとコンパクトに、
もうちょっと頻繁に書きたいんですけどねぇ。

2010/07/03

7月最初の手紙。

雨が降りそうで降らない夕方、、てか、最近いつもそうですね。。

と、天気にも八つ当たりしながらの帰宅、、

ポストに珍しく手紙が入っていたので開けてみると、おばぁちゃんからでした。
おばぁちゃんからの手紙ももちろん珍しく、何なのかなと思い開けてみると、

中身は、、、    コレ、


ダケ。。


最初はなんの事だか分からず、、、けど、そこには吐夢の文字が。。

うちのおばぁちゃん、トム子と言います。

そういえば半年くらい前にうちの家族がおばぁちゃんが自伝を書いているって聞いたのを思い出し、、


『追憶 マリ』


その本を手に取り、
おばぁちゃんには関係もなく、
その日の苛ついた気持ちのまま缶ビールを開け、『追憶 マリ』を読み出す。

この本をどうやって製本したかはまだ分かりませんが、
本の中のコトバが、おばぁちゃんの書いた文字をそのまま本にしたという感じで、
というのも、僕がパリに住んでいた頃によくおばぁちゃんがくれた手紙の言葉使いそのままで、まず少しセンチメンタルになり、

で、
内容はというと、
マリ(トム子)の幼少時代のはなしで、
うちのおばぁちゃん、1921年にシアトルで産まれてたらしく(!)
お父さん(僕のひいじぃちゃん)はシアトルでレストランを経営してて(!!)
日系人排斥運動(!)の為、ロスに移り住み、7歳の時に船で(!!!)日本に帰るまでのおなはしでした。

僕は昔っから人のはなしを聞いてないのか、興味がないのか、、
おばぁちゃんにしてもしかり、
アメリカに居た事は知ってたんですが、それ以外の事は全く知りません、、もしくは覚えてませんでした。。

24ページの短い日記ですが、
とにかくうらやましかったのは、船で日本まで帰るってところ、、
しかも途中下船がハワイ(!!!)、、、なのに、この航海の下りが実に2ページくらいしかなくって、、、

僕の好きな本で、小沢征爾さんの『ぼくの音楽武者修行』というのがあります。
これは逆に日本からフランスまで船で行く下りがあるんですが、もの凄く憧れたのを覚えています。
うちのおばぁちゃん、物心付く前に成し遂げてます。。

しかも偶然にも、その船に幼い頃の白州次郎が、、、、



なんて話は、残念ながらないのですが、
僕に出来る事はおばぁちゃんの思い出から、さらに遠くへ思いを巡らすことしか出来ません。。


僕も熊本から東京に行き、
それからパリへ行き、
その間、いろんな国といいいろんんあ人に会ってきましたが、
自分のおばぁちゃんが一番面白い行き方をしてたのかもしれないなァ(←うちのおばぁちゃん、何故だか『ぁ』が『ァ』になる)と思うのと同時に、


1928年に大航海を経験した遺伝子を、僕の体の中から探す旅に出ようと思います。



僕の航海はこれからです。

2010/06/30

6月のうちに書いておきたかった事。

6月。

ジューン。


偶然にも僕の名前と同じ月に、いろんな人が結婚していきます。


東京に戻ってきて最初の6月、
僕は2人の貴重な友人のウエディングの手伝いをしました。

愛甲。
僕の女友達の中に3人くらいしかいない呼び捨てなかま。

彼女とは地元が同じで、同じ時期に東京に出てきた事もあり、
当時、全く料理に興味がなかった僕に、たまにゴハンを作ってくれる貴重な友達でした。

それが気がつけば結婚していて、会話の中にさらりと『ドレス作って』と言われ、


つくりました。

そして彼女は、僕と同じく地元からの友人フジサキに髪を染めてもらい、
群馬へと旅立ちました。


愛甲とフジサキと僕。
なんだかんだ15年以上の付き合いになる3人で何かを共有出来た事に凄く感謝しています。


おめでとう。
そして、ありがとう。



マミエちゃん。

彼女は僕をパリから東京へ導いてくれた人のひとりです。
彼女の紹介でマサコちゃんに初めてウエディングドレスを創ったのが(たしか)3年くらい前、
カタツムリの様な足取りですが、6着目をマミエちゃんの為に、、、。

ただ彼女の場合は既にウエディングドレスが用意されていたので、
僕が手伝った事は、彼女が式後にモンサンミッシェルからパリまでのウエディングドライブの為のドレスを、彼女の持っていたワンピースをリメイクしただけですが、


きっと明日くらいかな、、
僕の創ったドレスを着て、ドーヴィルの海岸を歩いていると思うと、ゾクゾクします。


これが僕の6月のうちに書いておきたかった事です。
雨の数を数えているうちに、7月が明日に。。

この事は、もっときちんと頭の中で組み立ててブログに書きたかったのですが、
ビールもはいってしまい、ココまでです。。



僕が知ってる人に限らず、6月に結婚した全ての幸せなカップルに、、


おめでとうございます。

2010/06/23

雨祭。

凄く雨が降っています。

家から眺めていると、
しとしと雨より、ざーざー雨の方が気持ちいいものです。
さらに、ばぁー風がカーテンを捲し立てたりすると、わくわくしたりして、悪くないものです。


梅雨の楽しみ方かなぁ。



少し前、夏至だったのですが、日本では梅雨の方が人気で、忘れていた自分にびっくりしました。
パリでは毎年夏至の日に街中のいたるところで音楽祭が行われます。
教会、区役所、カフェ、消防署(!)、公園、公道、家、、、あらゆるところで、ジャンル関係なく音楽がなっていて、
僕は、一年で一番高い太陽に乾杯、なんて都合のいい事を思いながら、昼間からビール片手に散歩したものでした。


まぁ、日本に居る間は、音楽のかわりに雨の音でも聞きながら過ごしたいと思います。


『梅雨の中休み、素敵にお過ごしくださいませ☆』

『よい雨日をおおくりください。』

音楽ではないですが、
メール等でこういうコトバを受け取ると、日本の梅雨も悪くないかなぁと思ったりもします。



『焼き肉行きましょう』
↑これはかるぴす君からの梅雨の一言メールです。

かるぴす君にもらった、かるぴすバッチ。

かるぴす君にもらったトマトの種から育った苗。
雨にぬれて気持ち良さそう。




トノにオシッコをかけられ、仕方なく部屋の中で干されている彼は、、
梅雨の被害者ですね。。




皆さんもナイス梅雨を。

2010/06/16

水槽。

雨の音と、やけに昇るのが早い日本の太陽に起こされて目を覚ます。
カーテンが少しだけ開いていて、そこから(まさに)瑞々しい緑が見えている。

ふーん、


僕がまだパリにいた時、朝起きると見えていたのは、青空だった。
日本と違い、太陽ものんびりしているパリの街の朝の空は、
まだ透明なままで、


カーテンからのぞく緑をぼんやり眺めていると、
僕の育った街が『火の国』や『杜の都』と呼ばれていたのを思い出した。

いわゆるパワースポットなどと言われる神社などに行ってもあまり、『きてるねー』的な感覚は分からないのだけれども、
その神社が、古くから町の人たちに愛されていたことは、その周りの森を見ると分かるし、
僕はそういう人の心のこもった森林と、透きとおったあまい水を飲むと、自然とパワーをもらえた。


巨大な水槽の中にいるみたいな日本の梅雨の朝に、
ふと、日本人が緑や太陽を大切にしているのが分かる気がした。


けど、
僕が目覚めて、
最初に思ったことを正直に話すなら、
カーテンの隙間から見えた瑞々しい緑に心を奪われた時に
『空の国』や『水の都』なんて街があればいいのに、
という
子供じみたこと。



エリックサティとチーズケーキとコーヒーのあさに。




おはよー。

2010/06/01

急遽。

6/4~6/6に福岡のelegaさんで、受注会を行う事になりました。

が、よくよく詳細を見てみると、
今回の受注会は『サボテン』と言う展示会がメインとなるそうです。


本展示会は現在注目の「durbuy」のサボとフラワーショップLeMの

サボテンアレンジとのコラボレーション。



という事なのですが、
このフラワーショップの『L.e.M』、
『lune et miel』(月とハチミツ)というのが元の名前なのですが、
友達が『月』を名前に入れたいというのと、
僕が、ハチミツが置いてある花屋さんってカワイイ!って思い、

名付けました。。

たぶん5,6年前(、、もっとかな?)に、僕が名付けさせてもらった花屋さんです。
しかも本当にハチミツも置いてもらいました。

それから店舗を変え、ハチミツも消え、名前も短くされ、、、笑。
気がついたら同じお店で一緒に飾られる事となり、嬉しい限りです。

という不思議な縁も見れるという、今回の受注会。
僕とトノは洗濯物から目が離せないので行けませんが、
お近くの方は是非。

2010/05/25

洗濯日和。

いい天気ですね。
雨が続いたあとの太陽は格別ですね。


こんな日は、はやり、洗濯、、、、



朝起きて洗濯機をまわす、
顔を洗い、犬の散歩をして、コーヒーを煎れて飲んでいると、洗濯機がとまる。

洗濯物に敬意を払い、ベランダいっぱいに干す。

赤い絨毯の上に腰をおろし、
キンキンに冷やしたグラスにビールを注ぎ、飲みながら洗濯物を眺める。

洗濯物がまぶしい。

たまに乾き具合をチェックし、真っ白なTシャツを手でたたき、皺をのばす。
手に残る太陽と柔軟剤のにおいを吸い込み、またビールを飲む。

洗濯物は風に少しだけ揺られながら、世界不況やサッカーの弱いのなんかを懸念しつつも、
気持ちよく、ゆっくりと乾いていく。

たまに指先でチェックしながら、またビールを飲む。
犬がハナで空気の湿度をチェックする。

お腹が空いてきたので、大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かし、パスタを茹でる。
ニンニクを潰し、オリーブオイルの中に唐辛子と共に入れ、火をつける。
程よくニンニクの香りがしてきたところで、ズッキーニと乾燥トマトを入れ、
最後に茹であがったパスタを入れる。

キンキンに冷やした新しいグラスに新しいビールを注ぎなおし、
再び、洗濯物の前に座り、パスタを食べる。
洗濯物の乾き具合に細心の注意を払いながら、ビールを飲む。

犬は常に洗濯物を注意深く眺めている。

5本目だかのビールを飲んでいる時に、
カチッという洗濯物が乾く前の小さな音が聞こえる。

洗濯物を取り込む。

僕はアイロンがかかっている服がそんなに好きではないので、
真っ白で真っ平らな台の上で、丁寧に、皺が出来ないようにたたむ。

ぱりっと乾いた白いシャツはそのままクローゼットにしまい込む。。


洗濯士の一日。。。





最近、空想じみたブログをよく見かけます。
僕と同じ様に、、。
5月病の延長ですかね?

ブログ1
ブログ2


さて、仕事しよっと。。

2010/05/20

ネガティブ。


久しぶりに、真正面からネガティブなコトバを聞いた。

たぶん、(いやきっと、)その人も後悔しているはずだ。

けど僕にはその人に何も言う事は出来ない。

事実を伝えたところで、本人はきっともう気がついてるから。


僕もネガティブだった頃がある。
酒ばかり飲んで、音楽ばかり聞いてた。。

ひとつもいい事なんてないって思っていた時に、
きれいな水をみた。
本当にきれいだった。

もしこのブログを読んでくれてる人のなかで、昔の僕と同じ気持ちな人がいたら読んでもらいたいと思って、昔の日記を公開します。

と、僕は今、全然元気なので、ご心配なく。。。


2007/08/17


暑さの中での仕事などなど、、、
ひどい二日酔いのなか、悶々としてきたから、きれいな水でも飲みに行こうと思う。

という気持ちで、ひとり白川水源という所に行ってきました。

毎分60トンの水が湧き出ているといわれる、
阿蘇のみなみにあるのが白川水源。


行くとまず、
水の音、虫の声、風の音、
まぁ、分かりやすく、気持ちのいい自然の音たちに迎えられ、
少し傾いてきた太陽の光、真っすぐな木、川、湖、湧き水、
が目にやさしく入ってくる。

境内があり、お参りを済ませ、ひとり湧き水を眺めて。

不思議な蒼さの水たまり?を眺めていると、
なんかほんと安らいできて、
そんで、自分の心の中はどうなんだろう?
なんて考えたりもして。。

不思議なもので、青が好き。
でも洋服は多分一枚も青いものを持ってない。
なのに携帯は2台連続で青。
ベットの上にかけている布は鮮やかな青が入ってるストライプ。
青色かはわからないけど、イルカやクジラも自分の中では青色だし。

と思い、ミクシーを見てみると、
水のようだと書いてくれる人もいれば、
アイスランドで水や空の蒼さに心打ち抜かれている自分がいた。

自分がいくら疲れはてて、自暴自棄になって、
あぁあ、心の中はどろどろでかさかさだよっ!
って思っていても、
そこには長く居れないみたいだ。

自然と、周りの友と、自分が教えてくれる。




帰る前に缶コーヒーを飲みたくなり、水源内の自販機にコインを入れる。
お金が戻ってきた。
10円切れのサイン。。
まぁいいかと、湧き水をもう少し飲んで駐車場へと向かう。
水源内を出た所で自販機を見つけ、またコインを入れてみる。
コーヒーが出てきた。
今戻ってきた道を引き返し、石に座ってコーヒーを飲む。

水の音を聞いていた。

あとで思い返してみても、そのあとの思考が思い出せない。
ただ、缶コーヒーを飲み、ただ、流れ落ちる源流の水を見てた。

すると、目の前がふさがれる。
次の瞬間には目の前の手に触れている。
次の瞬間にはその手をパリにいた彼女だと思う。
ん?ここどこだ?
熊本?
パリ?

次の瞬間には思考がストップしていた。


気がつくと、
女の人の声が聞こえてきた。

「だーれだ。」

振り返ると友達の彼女が居て、その後ろで友達が笑っていた。。ここに行く前に、彼と電話で話したのを思い出した。
僕と電話で話した後、彼もここに来たくなったそうだ。


帰り際に友達の彼女がふと挨拶をした。
誰もいない道の真ん中で。
けど、僕らの目の前には誰もいなかった。
けど、彼女は何の疑いもなく、誰かいたという。

そして僕はそれを受け入れる。

その時の彼女の中では区別がつかなかったのだろう。
区別ってなんだろう?

変な話だけど。

僕にとって
目をふさがれた瞬間のそのコの手は、そのコの手ではなく、
座ってた場所は白川水源の石の上ではなく、
後ろを振り返るまでの1秒か2秒の時間は、そんな短いものではなかった。

その時なにを感じたかは、曖昧にしかわからない。
ただ一つだけわかるのは、幸せな瞬間であったという事だ。

白川水源から帰った昨日の夜、
僕は寝る前に湧き水を思い出し、イメージする。
きっと今日も寝る前に湧き水を思い浮かべ、イメージするだろう。

何かが流れ始めればいいと思う。

2010/05/13

受注会パート2と3。

受注会のお知らせです。

まずは5/14~16のって、、、スミマセン、、明日からです、、代官山のWRです。

ちなみに、WRでは同じ日からウィンドウディスプレーもさせてもらっています。
こちらはたぶん一ヶ月くらい見られます。

ウィンドウディスプレーをやらせてもらうのは、あちこちで4回目になりますが、
いつも一人でやっていました。
だけど今回はWRのバイヤーのさおりちゃん、ジュエリーアーティストのKJ君、同じくジュエリーアーティストのシュン君、フラワーアーティストのカズ君の5人でやります。
皆、僕がパリで出会った友達です。

ちなみにBON(KJ君のブランド)とSHUN OKUBO(シュン君のブランド)の受注会も同時に行います。

、、、コホン。

ということで、今回はパリで出会った友達たちで何かしたいなと思い、
僕たちの見慣れたパリの風景を3Dのアルバムにしてみました。

こんな感じです。


その中には、エッフェル塔や凱旋門、マルシェの野菜たちや魚たち、僕の通っていたモード学校のstudio bercotの風景や、デザート、落書き、子供、軍人、、、なんか色々あります。
ぜひ、僕たちの思いっきり手作りの思い出を見にきて下さい。

やってるうちに、同じ事ばっかりじゃつまんなかったので、
何個かの思い出は、こっそりみんなの目を盗んで、さをり織りの箱に変えちゃっています。


ひつじ。

おやこ。


そして今回は14日の18時くらいと、16日の15時くらいからお店に居ます、そしてトノも行きます。


あーーーんど

14日の20時より、レセプションパーティーを行います!
ちなみに一昨日決まりました。。

パリのギャラリーのオープニングみたいに、ささやかだけど、楽しく飲めたらと思っていますので、興味のある方は是非お越し下さい。

ここにもトノがいます。




パート3のお知らせです。

今期からの取引となるお店で、金沢市にあるirohaさんです。

期間は5/21~23です。

毎度の事ですが、僕の知らない街に、僕の洋服が置かれ、その洋服を着た(素敵な)人が街を歩くと思うと、世界には本当に月が二つあるんじゃないかという気持ちになります。

僕のこのブログを読んでくれてる人の中にどれくらい石川県近郊の人がいるのかは、全く想像がつきませんが(きっとイタリアから見てる人より少し多いくらいだと思いますが。)
ぜひ、この機会に僕の洋服を、そしてirohaを見にいって下さい!

僕も来年くらいに行きます、、、呼んで下さい。。

2010/05/09

大切なものは目には見えない。

キツネのコトバを思い出す。

ん?
バラのコトバだったかな?


どちらにしても、僕の場合、目に見えている大切なものからダイジにしていこう。

と、よく似たバラを近所の花屋さんで見つけ、
とりあえず、目の前に置いてみる。

2010/05/06

ゴールデンウイークツイッター

こんにちは。

ゴールデンウイーク、何かといい天気でしたね。
皆さんはどんな休日でしたか?

僕はというと、

基本的には1Q84を読みふけり(トノかわいい!)


フジサキの誕生会をし(この数字のケーキ、かわいい!)


まさひろくんちでバーベキューをし(トノかわいい!)


ファイヤーキングカフェで昼飲みし(トノかわいい!)



ゆっくりしてました。



あっ、ツイッターは始めてません、、なんとなく書いてみたくて。。


5月もこれからがんばりましょー。