2010/07/24

あつい、


ですね。。



東京からさらに暑い熊本へ、
2010-11AWの立ち上げ準備の為帰ってきました。
店頭には8月の頭には並び始めます。



BARNEYS NEW YORK (新宿,銀座,横浜,神戸)
H.P FRANCE EXCLUSIVE (原宿, 大阪)
IENA (新宿,丸の内,,,and more)
DESPERADO (東京)
Vermeerist BEAMS (東京)
Fabiane Roux (東京)
WR (東京,大阪)
TOU TOU SERAN (東京) new☆
iroha (金沢) new☆
FREE STYLE (群馬) new☆
THE GALAXY HARMONY !!! (大阪)
SEA BERTH (富山) new☆
ELEGA (福岡)
EVER GREY (福岡)
LURACHUNA (熊本)
contessa ricca (大分)
Sabbath (宮崎)

- web
AGENDA
CHARMWORLD



サングラスかけて、エスパドリュー履いて見に行ってください!

2010/07/17

もうひとつの美術館。間違い2つ探し。

サングラスをかけ忘れトノの散歩に、

あっついなぁ、、、

と思いながら空を見てみると、その青さにはっとした3日くらい前。

僕の住んでいる建物の向かいにある立派な赤松と青空のコントラストだったり、
立てかけのマンションがぽつんと空に伸びているのを見ると、ここは本当に渋谷区なのか?
と、自分の住んでいるココがまた好きになります。


夏の空ですね。





8/1に那須にある『もうひとつの美術館』に行ってきます。
-もうひとつの美術館は、知的なハンディキャップをもつ人たちのアートを中心に、作 品と出会う場、サポートする場として、アート本来の力によって人と人を結びつけ、だれもが人の可能性、自分の可能性を見いだしていく、新しいム−ブメント を創造してゆくことをめざしています。

というメッセージを掲げている美術館に呼んでいただき、
恥ずかしながらもトークショウとワークショップに参加することになりました。


何年も前に一度、文化服装学院の4年生40人くらいの前で話をさせてもらったことがあるのですが、
緊張のあまり喉が乾くのはわかるのですが、
講義が始まってすぐ目をこすってしまい、目も乾燥していたのか、普段ずれることのないコンタクトレンズがずれてしまい、、、
そこで『あっ、コンタクトがずれたんで、ちょっと直してきます、』
とか言えたら、場もなごみ、良い感じで講義を進めることが出来たのかもしれませんが、
僕の場合、それから90分片目が見えないまま、教室がリラックスすることがないまま、、
終了しました。。

というくらい、基本的には人前が苦手なのですが、

サマーフォーラム2010 スペシャルイベント
10:00 - 12:00 スペシャルワークショップ
       「 パッチワークdeワークショップ」(定員30名、要予約)
料金:当日の展示入館料+参加費500 円+材料費(実費) 
場所:もうひとつの美術館 ワークショップ室
講師:岡本 順(ファッションデザイナー、JUN OKAMOTO 代表)
内容:参加者が持ち込んだグッズ、服などに、ハンディキャップを持っ
た人のつくった刺繍、織り布のパッチを手で縫いつけるワークショップ
  ・・・・ひるどき、天然酵母「有のパン」が出店します・・・・

13:00 - 15:30 スペシャルトーク
       「 障害者と社会とをアートで結ぶ」(定員70名、先着順)
料金:当日の展示入館料のみ
場所:もうひとつの美術館 ギャラリー&カフェ「M+Cafe」
講師:  野沢 和弘(毎日新聞社 論説委員、伊賀高史作品を掲載した「ネコのあくび」を連載中)
 岡本 順(ファッションデザイナー、JUN OKAMOTO 代表)
進行:梶原 紀子(もうひとつの美術館 館長)


こんな感じでがんばります!

個人的にはこれだけ、『スペシャル』をつけてもらうのは恐縮なのですが、せっかくなのでスペシャルにがんばってこようと思います。
あと「ネコのあくび」も気になります。


それに近くには『ニキ美術館』もあるし、、、とリンクを貼ろうと調べたところ、
7/1~8/30まで閉館だそうです、、、調べててよかった。。

と、書いてたのですが、ニキ美術館は7/1~8/30まで限定開館だそうですっ!
見間違いです!!
それと近くにあると書いていたのですが、車で一時間くらいのとこにあるそうです!
けっこう遠いです!!


ということで、
(やっぱり)8/1遊びに来てください。
(ちなみにjun okamoto blueのアーカイブも展示してあります。)





僕は美術館のmuseum shopをのぞくのが好きなので、
折角なので(というか、museum shopに置いてもらうのは小さな夢でした)
美術館に来た人が手軽に買ってもらえればと思い
在庫の生地でつくったチビecoストール(110×30cm,3150円)を販売させてもらっています。



大倉史子さんの描いたチェリーとT-シャツモチーフのストール。
限定カク25枚です。

『エー、ビジュツカンデシカカエナインデスカー?』

と、思ってくれた素敵なあなたにお知らせです。

小嶋さんのところ(The Galaxy Harmony!!!!) にもちょっとだけあります!




ふぅ、、、
まだ読み返してないのですが、おそらく長いブログですね。。

もうちょっとコンパクトに、
もうちょっと頻繁に書きたいんですけどねぇ。

2010/07/03

7月最初の手紙。

雨が降りそうで降らない夕方、、てか、最近いつもそうですね。。

と、天気にも八つ当たりしながらの帰宅、、

ポストに珍しく手紙が入っていたので開けてみると、おばぁちゃんからでした。
おばぁちゃんからの手紙ももちろん珍しく、何なのかなと思い開けてみると、

中身は、、、    コレ、


ダケ。。


最初はなんの事だか分からず、、、けど、そこには吐夢の文字が。。

うちのおばぁちゃん、トム子と言います。

そういえば半年くらい前にうちの家族がおばぁちゃんが自伝を書いているって聞いたのを思い出し、、


『追憶 マリ』


その本を手に取り、
おばぁちゃんには関係もなく、
その日の苛ついた気持ちのまま缶ビールを開け、『追憶 マリ』を読み出す。

この本をどうやって製本したかはまだ分かりませんが、
本の中のコトバが、おばぁちゃんの書いた文字をそのまま本にしたという感じで、
というのも、僕がパリに住んでいた頃によくおばぁちゃんがくれた手紙の言葉使いそのままで、まず少しセンチメンタルになり、

で、
内容はというと、
マリ(トム子)の幼少時代のはなしで、
うちのおばぁちゃん、1921年にシアトルで産まれてたらしく(!)
お父さん(僕のひいじぃちゃん)はシアトルでレストランを経営してて(!!)
日系人排斥運動(!)の為、ロスに移り住み、7歳の時に船で(!!!)日本に帰るまでのおなはしでした。

僕は昔っから人のはなしを聞いてないのか、興味がないのか、、
おばぁちゃんにしてもしかり、
アメリカに居た事は知ってたんですが、それ以外の事は全く知りません、、もしくは覚えてませんでした。。

24ページの短い日記ですが、
とにかくうらやましかったのは、船で日本まで帰るってところ、、
しかも途中下船がハワイ(!!!)、、、なのに、この航海の下りが実に2ページくらいしかなくって、、、

僕の好きな本で、小沢征爾さんの『ぼくの音楽武者修行』というのがあります。
これは逆に日本からフランスまで船で行く下りがあるんですが、もの凄く憧れたのを覚えています。
うちのおばぁちゃん、物心付く前に成し遂げてます。。

しかも偶然にも、その船に幼い頃の白州次郎が、、、、



なんて話は、残念ながらないのですが、
僕に出来る事はおばぁちゃんの思い出から、さらに遠くへ思いを巡らすことしか出来ません。。


僕も熊本から東京に行き、
それからパリへ行き、
その間、いろんな国といいいろんんあ人に会ってきましたが、
自分のおばぁちゃんが一番面白い行き方をしてたのかもしれないなァ(←うちのおばぁちゃん、何故だか『ぁ』が『ァ』になる)と思うのと同時に、


1928年に大航海を経験した遺伝子を、僕の体の中から探す旅に出ようと思います。



僕の航海はこれからです。