2014/12/21

Marche de Noel @ JUN OKAMOTO DAIKANYAMA


みなさん、いかがお過ごしですか?
長いタイトルとなってしまいましたが、クリスマス会のお知らせです。

12/23,24,25の3日間は JUN OKAMOTO 代官山店にて、花屋さん、パン屋さん、クリスマスワイン会と、盛りだくさんに詰め込んだイベントその名も「マルシェ・ドゥ・ノエル」を開催します。
①- 「マルシェ・ドゥ・花屋さん」
12/23,24,25の間、池尻大橋に11月に出来たばかりの花屋さん [oeuvre ウヴル http://oeuvre-tokyo.com/ ]が代官山店の店内にて3日間の限定花屋さんを開催します。
店主のカズくんは南青山の「ル・ベスベ」で働いた後、独立した花屋さんですが、ルベスベに勤めるずっと前にパリで出会い、代官山店の庭を作ってくれた友達でもあります。彼も僕と同様、パリでの生活を活かした感性で花をつくる人なので、
クリスマスにむけて恋人や家族への花はもちろん、クリスマスから年末への家を彩る花を求めに、是非いらしてみて下さい。

②- 「フェット・ドゥ・ワイン会」
12/23の17時から代官山店恒例となっているワイン会を開催します。
クリスマス本番を前に僕らと一緒に今年を振り返ったり、来年の話しをしたり、クリスマスプレゼントを一緒に考えたり、、、語らえたらと思います。
そしてこれも恒例ですが、JUN OKAMOTOのシグネチャー入りのワイングラスをプレゼントとして用意しています。

③- 「マルシェ・ドゥ・パン屋さん」
12/25の12時から17時まで、ご存知の方も多いかと思いますが、代官山店の火曜日にパン屋さんとして出店していた、高円寺の [ しげくにや 55 ベーカリーhttps://www.facebook.com/shigekuniya55 ] がクリスマスに1日限りの復活をします。
クリスマスということで、限定のシュトーレンもあるので、是非お立ち寄り下さい。

花もワインもパンも、僕の生活の中で欠かせないものたちばかりを集めてみました。
クリスマス、という特別な行事の為だけでなく、
先に書いた様に、クリスマスの為に贈った(貰った)「特別なもの」をその先の日々の生活の中で「必要なもの」として、変化出来るような、ものたち(洋服はもちろんですが、)を用意出来たらといつも思っています。

良いクリスマスを。

ワイン会のご予約やその他ご質問はこちらまで、
▼JUN OKAOTO DAIKANYAMA STORE▼
東京都渋谷区代官山町12−3
junokamoto.dky@gmail.com
03-6455-3466




2014/11/28

坂本美雨さんとの朗読会とラジオ出演について。


ご無沙汰です。。(もう言い訳はしませんね、、。)
今、各媒体に載せてもらってるのですが(嬉しいです)、新宿伊勢丹2階のTOKYO解放区で12/9(火)までPOP UP SHOPを開催しています。
その話しはまた来週にでも(必ず!)しますが、今日は、明日のイベントの告知を。。
11/29(土)14時から、新宿伊勢丹2階のTOKYO解放区で坂本美雨さんと朗読会を開催します。
JUN OKAMOTOのコレクションに物語を書き始めて3年が経ち、まさか自ら読み聞かせる機会をつくるとは思ってもいませんでしたが、きっと書きはじめた時から、決まっていた事かなと思ったりしています。
僕の読みはさておき(謙遜)、坂本美雨さんの美しい読み声で、朗読の世界を是非経験しに来て下さい。
そして、偶然同じ日の19時からFMヨコハマの「いつもふたりで」に出演します。
パリに行ってから、今までの話と『土曜日の夜にふたりで聴きたい曲』について話します。
一日に2度も声をメインとした企画に携わるとは、また不思議なのですが、、是非、こちらもご視聴下さい。

詳細です!

【 アーティスト坂本美雨 × デザイナー 岡本順 朗読会 】
DAY : 11月29日(土)
TIME : start 14:00  〜
PLACE : 【TOKYO解放区】 伊勢丹新宿店 本館2階
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL : 03-3552-1111 (大代表)
*お買上げいただいたお客さま優先でお席をご用意いたします。
 席には限りがございますのでご了承ください。
*詳細はTOKYO解放区までお問い合わせください。

【 FMヨコハマ 84.7 いつもふたりで… 】
DAY : 11月29日(土)
TIME : 19:00 〜 20:00




2014/10/09

2015 SPRING & SUMMER EXHIBITION

ご無沙汰してます。

最近は、facebookやinstagramの方が発信しやすいという事で、あっちにばかり投稿して、、、ってすみません、あっちはあっちでトノの近況しか載せてませんね。。

(その甲斐あってか、最近では「JUN OKAMOTO」と検索すると、「トノ」って出る様になったり、ワンコブログサイトから連載のオファーがあったりと、中々本業を脅かす存在になってきました。。)←ここは全部冗談です。

ということで、久しぶり過ぎて、ここを見てくれる方がいるのか不安ですが、、、
2015SSの展示会のお知らせです。



2015 Spring&Summer // Voyage ()
「そう、世界旅行に出かけるの。」
二人は乾杯をし、スーツケース一杯に詰めたボトルを1本ずつ飲みはじめた。
彼は二人の旅の為に、彼女はその先の自分の旅の為に。。。
彼女の描いた世界地図をメインに、テーブルクロス代わりに敷いたトリコロールのスカートや、彼女が旅先で買ってきたストールを使ったワンピース等、
物語の中に登場するwordから彼女の服が生まれ、
そんな彼女を海風や砂埃から守る為の彼の服が生まれる。
けれど彼女は全てを飲み干し、旅に出かける。。
* テーブルクロスになったスカート
* 旅先で出会ったストールで出来たワンピース
* 彼女を見守る為のエンジニアコート
等、商品ごとに名前を付ける事で、接客の際にも他とは違ったアプローチが出来ると思います。
それに加え、今回はパリで買い付けたストールを使った数量限定のアイテムもあるので、
是非展示会にお越し頂けたらと思います。
10/21()から10/23()の期間で
roomsLINKからPR01.TRADE SHOWへと名称を変更して初めての合同展に出店し、
10/25()から10/31()の期間で
代官山にある旗艦店にて、ブランドの世界観の詰まった展示会を開催します。
詳しい内容はDMの方に記載してあるので、どうぞご覧下さい。

よろしくお願いします。
JUN OKAMOTO / 岡本順



という感じで展示会を行います。


日程です。

☆2015SS展示会☆

【 1週目】
10/21(火) - 10/23(木)
10:00 - 19:00

開催地
PR01. TRADE SHOW TOKYO
EBIS 303
渋谷区恵比寿1-20-8


【 2週目】
10/25(土) - 10/31(金)
10:30 - 20:00 (10/25,26の2日間のみ11:30-20:00)

開催地
JUN OKAMOTO DAIKANYAMA STORE
渋谷区代官山町12-3
03-6455-3466 (担当: 横山)


*ゆっくりとご覧頂けるよう、BUYERの方はアポイント制としております。
お手数ですが、事前にご連絡頂くと幸いです。

*一般のお客様(友人、関係者以外の方)はご入場頂けませんので、ご了承くださいませ。。
(この代わり11/1,2,3の3日間、代官山店の方で先行受注会&1周年ワイン会を開催します。僕とトノもいるので、是非そちらに足を運んでください、詳細決まり次第コチラで発表するので、チェックお願いします。→JUN OKAMOTO DAIKANYAMA STORE)


皆さまのお越しをお待ちしています。


JUN OKAMOTO / 岡本順




[Voyage]

「まるで世界一周旅行にでも行くみたいだね。」
僕はそう言いって、大きなスーツケースを彼女から受け取った。

「そうよ、全部飲み干したら出かけるの。」
彼女はそう言って、昨日までの旅先で手に入れたピッピーみたいなロングスカートで
踊ってるみたいに前を歩いた。


僕らはスーツケースを駅に預け教会を目指した。
真っ白な漆喰の壁に囲まれた祭壇には、南仏の青空と太陽と木々を砕いて出来たようなステンドグラスから優しい光が射し込んでいた。
静かに深呼吸をして祭壇の方を眺めると、顔の描かれていない聖ドミンゴが無表情にこちらを眺めている様に見えた
81歳のマティスは何を思ってこの礼拝堂を作ったのだろうとぼんやり考えながら隣りの椅子に座る彼女を眺めると、蝶の羽根みたいな襟の前で手を組み何かを祈っていた。

教会を後にして、彼女に何をそんなに祈っていたのかと尋ねると、
「旅の報告をしていたの、あなたの分もね、」
僕らの旅は今まさに順調に進んでいるから大丈夫だと言うと、彼女はニコリと微笑み、目の前に見えた魚屋に走っていった。
南仏の牡蠣は世界一という店主に生牡蠣と冷えた白ワインをご馳走になり、僕らは駅に向かった。

港に着くと、僕らはまず適当な椅子とテーブルを見つけ、そこにトリコロールのスカートをテーブルクロス代わりに掛け、その上に買ってきた食材を並べた。
そして彼女はスーツケース丁寧に横に倒して、中を開けた。
中には数えきれないくらいのボトルが色々な地名の描かれたスカーフに巻かれて入っていた。

「さぁ飲みましょ。」

そう言うと彼女はその中から「PARIS」と描いてあるスカーフをボトルから脱がせ、ペリエジュエを取り出し、コルクを勢い良く飛ばしてグラスに注いだ。

「旅立ちに。」

僕は意味が分からず聞き返そうとしたけど、彼女はグラスをカチンと鳴らし、飲みはじめた。

MADRID(スペイン産の赤), ROME(ランブルスコ), LE CAIRE(モロッコ産の赤ワイン) と、僕らは地名の描かれたスカーフをボトルから奪い取り次々と飲み続けた。
SINGAPOREのボトルの中には南国の花びらが詰まっていて、彼女はそれをテーブルの上にきれいに敷き詰め、OSLOのボトルの中にはアンティークの布が入っていたので、僕は彼女の首元にそっと巻いた。

僕らはだいぶ酔っぱらい、今までした旅の話しと、これからの旅の話しをした。

彼女は紙の上に大陸ごとに色を変えて描き、その世界地図に世界旅行の計画を書きはじめた。PARISからTGVに乗りROMEに行ってパスタを食べた僕らは、そこからMADRIDに入りファドを聴いて、船でアフリカ大陸に入り、LE CAIRE(カイロ)から車をレンタルしてLE CAP (ケープタウン)の港でトノ(!)を受け取り、3人でBUENOS AIRES行きの船に乗込んで、、、
丁度同じタイミングで、BUENOS AIRESと描いてあるスカーフをボトルから外しコルクを開けた。
何枚かのスカーフは風に吹かれ海の上でゆらゆらと揺れていて、スーツケースは空になっていた。
最後の一本となったアルゼンチン産の赤ワインは、南の太陽みたいに力強く重く、僕の胃の中に落ちていった。
僕らは何も話さず海の先の方を見ながら飲んだ。
水平線の下では太陽が身を乗り出す準備をしていた。

「お別れしましょう。」

そう言って彼女は最後の乾杯をして僕に微笑んだ。
(彼女のグラスの中にはもう何も入ってなかった。)

あたりはうっすらと明るくなってきていた。
僕は持ってきたインディゴ染めの麻のコートを彼女の背中にかけた。
彼女の背中は小刻みに震えていた。
ボブディランが歌う様に、その答えは風にふかれていて、僕は何も言えなかった。
彼女はそのまま立ち上がり、空になったスーツケースを抱えて駅に向かって歩いていった。


目を覚ますと、港には沢山の観光客や釣り人で賑わっていた。
僕は目についたカフェでエスプレッソを頼み、飲みながら昨日の事を思い返してみた。
カフェインの刺激だけでは良いアイディアが浮かばなかったので、僕はあてもなく街をさまよい、気がついた時には昨日の教会の前に立っていた。
一日ぶりの再会だと言うのに、聖ドミンゴは相変わらず表情を崩さず一点を見つめていた。
慰められるよりはマシだと感謝して、昨日の彼女と同じ場所に座り、同じ様に目を閉じ手を合わせてみた。

目を開けると足元に小さく折り畳まれた紙切れを見つけた。
僕はそれを手に取り開けてみた。
彼女の使っている手帳から破られた紙に、大まかに旅の順序と共に『 Bon Voyage ○○ !
と、僕の名前が書かれていた。
「本当に旅に出たんだ、」
僕はようやく夢じゃないと言う事を受け入れ、駅へと走り出した。





2014/06/03

2年越しの誕生日。


去年は、一昨年は、何を書いたのだろうと日記(ブログ)を読み返してみる。

2013,6, 3 - 何もなし。
次に書いたブログは[ 2013,7,25 - ]....変なダジャレ「ナツいですね。。。」から始まったシンガポールでのファッションショーの追記。

2012,6, 3 - 何もなし。
次に書いたブログは[ 2012,6,18 - 中川正子写真館]....ル・ステュディオ(メゾンエルメス10階にあるプライベートシアター)からの追記から中川正子ちゃんとの写真館「中川正子写真館」の案内。

2011, 6, 10 - [ wallflower -2 ]


と、こうも誕生日の相手をしないと、嫌われますね、、、。
みなさんも大切な人の誕生日はお忘れなく。。。

ということで、僕が初めて持った熊本にあるお店[ wallflower by jun okamoto ]が3歳の誕生日を迎えました。

パチパチパチ。

気がつけば3年、気がついたらもう3年、、、いや、まだたったの3年と思うくらい、濃い3年、、、いや、2年目辺りからの時間が濃密過ぎて、もう5年くらい経ったような気分だったり、そうでないような、、、

すみません、困惑してます、、、いや、ただただ素直に嬉しいだけです。




久しぶりに一緒に迎える誕生日。
彼女は僕が不在な間に2つ年を重ね、2年分の出会いがあったはずだ。
彼女は僕の事を覚えているだろうか、覚えていても喜んでくれるだろうか?
僕はそんな事を考えながら門の前に立った。

中からは暖かい光と、誕生会の準備をしているであろう温かく弾む声が聞こえてきているけれど、
2年前には聞いた事の無い声が混じっていて、それが僕をさらに緊張させる。。

僕は一度深呼吸をして、ドアをノックする。
今まで聞こえてきた声は、予想通り消えてしまう。
そして誰かが静かに手を上げ、部屋の灯りを消す合図を送る、、、事はないが、僕はそんな想像をして少しだけ緊張を紛らわしながら、ドアを静かに開ける。。。


「3周年おめでとうございます!!!」


スタート時から2人増えたスタッフたちがそれぞれそう言って、楽しそうに準備を進めているのを見て、僕は心からホッとした。。




ということで、明日、、いや、今日から

[ wallflower 3ans anniversary month ]

として、色々なイベントを開催します!!!

詳細はこのブログをご覧下さい!!!
(イベントはちょいちょい増えていくので、ちょこちょこ見て下さいね。)

僕も6/10くらいまで、ちょこちょことお店にいる予定なので、是非お越し下さい。
ちなみに、お店にいない間は近くの百貨店「鶴屋」にて浴衣のオーダー会として、立ってるので、どちらにも顔を出してみて下さい。

6/10くらいまではお店周辺にいます。


と、こんな所で申し訳ありませんが、(出来る事なら1人ずつ、、、という訳にもいかないので、)
これも本当に皆さんのお陰と思っています。

ありがとうございます!

これからも、また、さらに色々な事にチャレンジして、お店もブランドも良くしていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします。



2014, 6, 3

岡本順







2014/04/25

2014-15 AUTUMN & WINTER 先行受注会 @ 代官山

みなさま。

告知ばかりが続いていてすみません。。

けどあれですね、GW前ってそうなるものかもですね。
と、開き直りつつ、告知です。


すこーしギリギリ、、いや、過ぎてますが、、

4/25(今日) から 4/28(月)まで、JUN OKAMOTO DAIKANYAMA STOREにて、初の先行受注会を開催します。

しかも、
4/26(明日), 4/27(日)はデザイナー(僕です。)も来店します。。
あ、もちろんトノも参加です。

コレクションの中に隠されている、色々なラッキーチャームを一緒に探しましょう。

期間中に2万円以上予約してくれたお客様には、物語中で「彼」が運試しに使っているコインをモチーフにしたオリジナルのコインをプレゼントします。

実は今回のコインモチーフの元になってるのは、デザイナー(僕です。)自身が本当にお守り代わりに持ち歩いているアイスランドのコインから型を取り、オリジナルのコインにしています。
僕がこの4年間くらい幾度となく一緒にピンチを乗り越えてきたコイン、みなさんも是非手に入れて下さい。


という感じで、


お待ちしてます。








WWD  blog
JUN OKAMOTO TOKYO blog
wallflower jun okamoto blog

online shop (4/25-5/6までGWスペシャルセール実施中です。)


2014/04/23

4/29 装談 第3回 というやつに参加します。


4/29(火)に、原宿の「coromoza」にて、トークショーをします。
テーマはこんな感じです。
   ☆
装談」は ファッション業界のキーパーソンをお招きして
これまでのキャリアの軌跡をお話していただく会です。

第3回目を4月29日(火・祝)の18時から開催します
ゲストはJUN OKAMOTOのデザイナー 岡本順さんです。
岡本順さんはパリで学び、自身のブランドをパリでスタートさせ、
2012AW東京コレデビューから代官山にショップをオープンした軌跡、
そのキャリアを進むにあたって、身につけていったスキルのことなどを
実体験も交えてお話していただきます。

「装談」はこれからファッションの世界を目指す方々、
ファッションを仕事にしていてどう自分のキャリアを作る
悩んでいる方々へのヒントになる会になればと思っております。
なので、一方向のトークではなく、事前に参加者から聞きたいこと集め、
当日の参加者とともにトークを進めて行きたいと思います
    ☆
ということで、僕の友人たちが聞いたらまさかの内容ですが、、、がんばってみます。
しかも第一回目がCANVAS編集長の宮原有紀さん、第二回目がWWD編集委員の三浦彰さんという蒼々たるメンバーの後での第三回目、、、恐縮してます。。 
とは言っても、話したい事も沢山あるので楽しみではあるのですが、僕も自分の話しだけを聞いててもつまらないかなと思い、
BEAMS創造研究所シニアクリエイティブディレクターの 南馬越一義 さんをゲストに迎え(マゴさんありがとうございます!)、
僕自信も自分の発言に対し勉強できるような、贅沢な会にしたいと思っています!
日程です。
日時:4月29日 (火・祝) 18時~19時30分

会場:
服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion labolatory」
地下鉄東京メトロ線明治神宮前駅4番出口のすぐ前、
ラコステの入っているビルの2階。

住所:
〒150-0001 渋谷区神宮前6-31-21 オリンピアアネックス201
電話番号:03-6450-5560
URL:http://za.coromo.jp/

会費:2,500円 1ドリンク付

お申し込み先:palette.produce@gmail.com
題名「装談 第3回」とし、
お名前、ご連絡先(メールアドレス、お電話番号)、
所属を明記してお申し込み下さいませ。
あわせて、聞きたいことがある方はご明記下さいませ。


「装談」実行委員会
https://www.facebook.com/soudan.careers
お申し込みお待ちしています!!!



2014/04/09

NAOTO KITAMURA × JUN OKAMOTO ワークショップのお知らせです。

こんにちは。

気がつけば4月ですね。
って、まぁ薄々は気がついていましたが、、、こうやって、すぐ梅雨ですね、とか言うようになるんだと思いますが、まぁ、日々、ちゃんと生きていこうと思います。

そして、この人に会うと、いつもきちんと前を見てしっかりと歩いてるなと感心するアーティスト、北村直登くんとのワークショップを渋谷パルコ4階にて開催します!

4/12です!

この日は、JUN OKAMOTOオリジナルの包装紙を使い(ちょっと仕掛けありです)、その他に僕が選んだ包装紙を揃え、
直登君と一緒にペーパーアニマル(切り絵)をつくろう的なワークショップです。

直登君の暖かい人柄と、お隣りの暖かいhutte のコーヒーを楽しみに是非お越し下さい。
まだ若干の空きがあるので、お早めに!
http://workshop.wrapple.jp/post/80851166995/4-12-xjunokamotoxwrapple

本人は13時くらいから1日滞在予定です!(一応、僕もいます。。)

そして、イベントを記念してコラボTシャツも販売します!

コーヒー繋がりで、14AWのコーヒーTシャツに直登君に直接絵を描いてもらった一点もののTシャツを販売します。
限定ですので、興味のある方は是非!!!







そしてそして、13日は代官山店に直登君を招いてのおしゃべりをと思っています。
直登君ほか、トノもいます。
この日、商品を購入してくれたお客様にはオリジナルプリントのハンカチをプレゼントしたり、セミオーダーの際に、直登君の絵を入れてもらったり、、、思いつく事は何でも話してみましょう的な感じで楽しみたいと思っています。


ということで、

週末お待ちしています!!!



2014/03/25

LucKy // 2014-15 Autumn&Winter



「あ、それ? クモの巣、ドリームキャッチャーだよ。」

彼女はそう言いながら僕に背を向け、濃いネイビーのワンピースの
ファスナーを上まで上げるようせがんだ。
僕はその小さなゴールドの七角形がクモの巣のモチーフだと知り、
その上で奇麗に輝いてる蜂の事を少し気の毒に思い、そっと床に置き、背中のファスナーを上げた。

“It’s a spider’s web.”

With this, she begged me to zip up her dark navy blue dress.
 I recognized this small gold heptagon was a motif of a web, and zipped up hers feeling sorry for a beautiful bee in it.


僕はジャケットの胸ポケットからコインを取り出しいつもの様に空にトスした。
コインはきれいに回転しながら僕の手のひらに落ちた。
「裏か……。」
僕はコインをポケットに戻すと、下がりはじめた気温に目を細め、マフラーをきつく巻き直した。

I took a coin out from my chest pocket, and tossed it. It fell into my hand spinning in circles.
“Tails…”
I put it back into my pocket, and tied up my scarf tightly, as it was getting cold.


彼女は今日も走っていた。
そんなはずではなかったと自分に言い聞かせながら……。

コンサートの朝にふさわしい完璧なスタートだった。
素晴らしき朝の目覚めと幸福な朝食、コーヒは雑味もなく、冬の空のようにクリアーな味わいだったし、かかさず読む星占いも見事に一位だった。

She was running today, telling herself that wasn’t she expected.

It was a perfect morning for her concert. Waking up was especially easy, breakfast was excellent, the taste of coffee was clear like winter sky, and the magazine she read told her that her horoscope today was lucky.


鍵盤の上ではアイススケートの選手みたいに指が動き、目を閉じていても弾けそうなくらいの出来だった。
気がつくと指は止まっていて、耳には歓声が聞こえてきた。
彼女はニコリと微笑み、立ち上がってお辞儀をした。

She played the piano at the concert, which sounded like someone who was ice skating, like she could do it with her eyes closed. The next moment, the audience got up and applauded her. She smiled, stood up and bowed.


楽屋に戻ると沢山の花束が届いていたけれど、
彼女の目に飛び込んできたのは、見覚えのある特徴的な文字で
宛名が書かれている気球柄の包装紙だった。

LucKy

そう書かれた本の中には、
彼女との待ち合わせに遅れた不運な彼の話が書かれていた。

Though a lot of bouquets arrived when she got back to the backstage, the first thing that came to her attention was a parcel with balloon-print wrapping paper, with handwriting which was familiar to her.
There was a novel named 
“LucKy”
 in it, which was written about an unlucky man who was late for his appointment with his girlfriend.


何をしても彼女の元に辿り着けない、そんな話しだった。
けれど彼女はその中から必ず表れるであろう「LucKy」を信じて我慢強く、彼の足取りを追い続けた。
ようやく彼が彼女の元に辿り着きそうになったとき、
一枚の小さな四葉のクローバーと、待ち合わせ場所が書かれた栞が落ちてきた。

ハッとして時計を見た後、彼女は走り始めた。

He can never get to her, that was its story. However, she kept reading patiently, believing he would get “LucKy” at some time.
When he was about to get to her at last, she found a note with a rendezvous.

She was startled and looked at her watch, and started running.



小さな雨は止む事もなく降り続いていた。
彼女が今朝忠告してくれた星占いについて聞いてなかった事を少しだけ後悔して、
予約していたレストランに詫びの電話をした。
そして時間を確認する事を諦め、イヤフォンで耳を塞いだ。

不意に流れた『Get Lucky』は今の僕には励ましにもならなかった。

It didn’t stop raining all day. I regretted a little that I didn’t check my horoscope this morning, and called the restaurant which we reserved in apology for the delay. I gave up worrying about time, and started listening to music.

My favorite song “Get Lucky” didn’t even cheer me up at all,


目を開けると、息を切らした彼女が僕の目の前に立っていた。
肩を上下に大きく揺らしながら真っ直ぐに僕を見る不安そうな目は、とても今日の主役の表情ではなかった。
僕はそれを見て吹き出し、


「誕生日おめでとう。」
そう言って彼女にコンサート会場に贈り損ねた花束の方を渡した。

When I noticed, she was standing in front of me out of breath. She looked at me anxiously shaking her shoulders, which was not like today’s heroine. I burst into laughter at her face, and said
 “Happy birthday.”
Then, gave her a bouquet which I forgot to send to the concert hall.


彼女はそれを聞いて安心したのか、花束を受け取り、ここに来るまでの長い道のりについて青いカナリアみたいに際限なく話し続けた。
僕は適当に相づちを打ちながら、感じの良さそうなカフェを見つけて入った。
満席だった店内を眺め、諦めて出ようとすると丁度一席空き、僕らはそこに座わる事が出来た。


She was relieved to hear it, took the bouquet and started talking to him about what happened before she met him that day. We went into a restaurant with a warm atmosphere. It was full, but a seat became available just when we were going to leave, and we got a seat.


シャンパンを頼んで、メニューを眺めているうちに体の芯まで覆っていた寒気がほぐれていくのがわかった。
ぼんやりとメニューを眺めていると結構センスのいい料理が揃っている事に気がついた。

僕はもう一度コインを高く上げた。

彼女はいつものようにどっちが出たのかを目を輝かせながら聞いてきた。
僕はそれには答えない変わりに微笑み、コインをポケットに閉まった。

We ordered a bottle of champagne, and I felt my body temperature rise. I was gazing at the menu absently, I realized they had lots of interesting cuisine.
I tossed a coin again.
She asked me which side with her eyes shining, as usual. I smiled at her instead of answering her, and put it back into my pocket.






2014/03/20

3/21.22.23.24

こんにちは。

今日は生憎(これであいにくって読むのいつも不思議です、)の雨ですね。
僕の心みたいです(冗談です、)。

明日は晴れるといいですが、まぁ晴れなくとも、明後日からは晴れて欲しいものです。。

と、い、う、の、も、

3/22,23の二日間、渋谷パルコの方に立ちます。
2014SSの物語や洋服についてはもちろん、今回コラボした北村直登くんとの出会いなど、
興味のある方は是非遊びに来てください。
(今回アクビとコラボした氷のネックレスもあります!(初公開!))




そ、し、て、

同時期に代官山では、熊本のwallflowerの店長が来店してのオーダー会となっています。
3/20,21,22,23の四日間となっているので、そちらも是非!
セミオーダーはもちろん、フルオーダーも出来ますので、是非お立ち寄り下さいませ。
しかも期間中オーダーしたお客様にはお得な特典もあります!(詳しい事は代官山店に問い合わせください。)

どちらもお待ちしています。




2014/03/12

SHIBUYA PARCO LIMITED STORE OPEN .

こんばんは。


となりの部屋ではまだまだアイロン代のバキュームの音が響いてます。
春ですね。


なぜだか分からないのですが、前回の渋谷パルコでのPOP UP STOREの時も春だった気がしてなりません、、、(実際は9月です。)
きっとあれですね、新しい出発の時は常に春なイメージなのでしょうね。


と、いうことで、


渋谷パルコパート1の1階の前と同じ場所で限定ショップを開催します!

パチパチパチ(これも懐かしい、)。

今回は3/14から3/25と短いのですが、
(悲しくなんてありません、)

なぜなら
その後すぐの3/27から今度は4階のエスカレーター上がって目の前のコーヒー屋さんの手前で半年間くらいの限定ショップをスタートします!

驚いたに一票!(これも懐かしい、)


ということで、1階のスペースも10日間だけですが、それからの長い道のりに備えて、什器も新しくつくったりしてます。
前回の約一ヶ月半も驚きの長さだったのですが、まさか半年もやることになるとは。。
これはほんとにお店をつくったから出来る事だなと思ったりします。

ところで、限定ショップでは、2014SSの商品で埋め尽くされる訳ですが、
2014SSでかき氷のシロップの様な冷たくて甘いシリーズを描いてくれたNAOTO KITAMURA(直登くん)の絵を飾ったり、生地を使ったワンピースやシャツ、そして限定商品として、動物を切り抜いてつくったブローチなど、
春夏らしい、明るい場所にしていきたいと思っています。

4月12日には直登君を呼びつけてワークショップを開催したりします。

もちろん、僕もまた色々とお知らせをしていこうと思うのですが、
是非、渋谷パルコのお店をのぞいてもらって、スタッフに詳細を聞いてみて下さい。
そうすると、ワークショップの時にひとりでも寂しくないですね。


まぁ僕はその間に2014-15秋冬の展示会をスタートさせます。

ちなみに、今回のテーマは「LucKy」です。

お楽しみに。


あっ、
最後に、

代官山店も気がついたら4ヶ月が経ちました。
来て頂いた方達には、まず感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。
それとsnsやこういうところで気にかけてくれてる皆さんもまた、ありがたい存在です。
ありがとう。

4ヶ月前の出来たばかりの時に取材を受けたものがようやくWEB ACROSSにて掲載されています。
始めたときに思い描いていたものが、少しずつかたちになっていってるなと思ったり、もうちょっと早く進めてるはずだな、と思ったり。。。

是非、こちらもご覧下さい。
http://www.web-across.com/todays/srnrj200000289j4.html?ra=1




2014/02/22

ファンド第二弾はじめます。


ファンド第二弾をスタートしました。

知ってる方は多くないと思うし、だいぶ前(と言っても2年前くらいですが、)の事なので忘れてしまったと言う方も多いと思います。
しかも知っていても何の事やら、という人もまた多いと思います。
ということで、ほぼ誰も知らないだろうと思い、話しを進めようと思います。。

JUN OKAMOTO は2年くらいにパルコが立ち上げた若手支援プロジェクト『FIGHT FASHIO FUND by PARCO』(以下FFF)のデザイナーに選ばれました。
その期間中に、渋谷パルコのエントランスで初のインスタレーションショーや、シンガポールでのランウェイショー、そして渋谷パルコでの限定ショップ等、様々な方法で応援をしてもらいました(そしてそれは今も続いています)。

けれど今回はFFF枠ではなく、個人的にマイクロファンドを始めようと思いました。

僕がやっているファンドを分かりやすく言うと、

『個人からお金を借りて、決まった日に必ず返す。』

言い方が正しいかどうか分かりませんが、僕はこう理解してます。

そしてこのシンプルな関係をつくるのは中々簡単ではないものです。
けれどこのシンプルな応援(出資)と、その後のお礼(返金)までの3年の間を、返すだけの目的ではなく、パルコがやろうとしていた『ファッションに夢を』をテーマに、今度は自分たちの力でどう盛り上げ、変化し、応援者を楽しませていくか、に挑戦していきたいと思い、始める事にしました。

ブランドをこういう感じで生っぽく見せるのは、自分の中で心配な部分でもあるんですが、それを踏まえた上で楽しみ、それでも一瞬忘れてしまうような物作りをこれからもしていきたいと思っています。

もちろん、JUN OKAMOTOの洋服を購入してくれてるお客様は一番の理解者であり、応援者だと思っています。

『いつも本当にありがとうございます。』


パルコの立ち上げた、日本初のファッションファンドのスタートに関われた事を幸福に思っています。
そして、ここから僕がこのシステムを使い、継続させることは、(僕ぐらいのブランドとしては)まだ誰も試みた事がない、また新しい『初』の試みになっていくと思っています。

それはファンタジーとは程遠い内容かもしれませんが、多様化する表現方法の中で、自分にしか出来ない新しい方法であり、新しい扉だと思います。
そしてそのためには、言い訳出来ないくらいのいい洋服とその洋服の為の表現方法を続けていかなければいけないと思っています。

詳しい内容は下のリンクを見て下さい。
興味のある方は是非ご覧になって下さい。

http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=504


FFFのホームページの最初にこのように書いてあります。
今、また新しく始め、ふと目を通したとき、なんだかやっと理解出来た気がします。





拝啓

日本のみなさん、お元気ですか。
毎日おしゃれを楽しんでますか。
着る服を迷う楽しみは、今日をどう生きるかを選ぶこと。
みんなが着ているからではなく、
あなたがあなたらしく生きるファッションを忘れないでほしい。
近ごろ、そうあらためて思います。
おしゃれを楽しむことは、人間だけの幸福ですから。

人は一生服を着ます。
同じ着るなら、好きなものを着たい。
死ぬまでおしゃれを楽しみたい。
そういう服をつくってくれる新しい才能を
みんなで応援するファイト ファッション ファンド。
「賛成!」と手をあげてくれるあなたといっしょにはじめたいと思います。
1口1万円で、服ではなく、才能を買う。


ファッションの未来に、愛をこめて。

                     
                                                                       敬具




愛をこめて。


JUN OKAMOTO デザイナー / 岡本順




2014/02/13

僕がバレンタインデーにワインを飲む理由。


こんばんは。

寒いですね。

熊本にもとうとう雪が降ってました。
ちいさなちいさな雪でしたが、奇麗でした。

きっと神様からの一日早いホワイトチョコ、、、なんて考えると良いですよね。



『ホワイトクリスマスって一度も見た事無いよね。』

そう言いながら彼女は、何かのしるしに封をしていく様に不規則に飛びながら僕のだいぶ前を歩いていた。

僕はその後すぐに札幌行きのチケットを取り、
トートバッグと一緒に彼女に送り、、、
札幌の暖かい日差しを浴びつつ、、、 (←今はココ。。。)


気象庁が言うには、今年のクリスマスは記録的な暖波が日本列島を襲い、、だかなんとかで、とにかく暖かかった。しかも雪なんて降る気配もなく、それどころかうぐいすが鳴き出しそうな、とても春らしい穏やかな月曜日だった。

ホワイトクリスマスにはならなかったけど、折角の良い天気なので、彼女を待ちながら能天気にビールを飲み続けた。


そして陽は沈み、僕はテラスで二本目の赤ワインを頼んでいた。
ん?
3本目だっけ、、、
とにかく酒を飲んだ、、、
もしかしたら彼女は既に到着して僕を遠くから探してるかもしれないし、違う席に座って待っているかもしれなかったが、もう僕にはどうでもよくなっていた。

-

『きっと彼女は春の日差しのせいで溶けてなくなったのかもしれない、』
今はそんな感じに思える様になっていた。

記録的な暖かさは年をまたぎ、2月まで続いた。
ようやく冬らしい寒さを取り戻し、水の中が氷になっていくように空は少しづつ固まっていき、まだ雪とは言えないけれど小さく不格好な氷の塊が降ってきた。
「明日は大雪になるでしょう。」
今年の温暖化をぴたりと当てた気象庁は自信を持ってそう宣言していた。
彼らの予想通り、小さな氷の塊は少しづつ大きく白くなっていった。

『雪の降るバレンタインもクリスマスに負けないくらい素敵よね。』

彼女の声が聞こえて僕は振り返った。
マーキングに必死だった犬はビクっとして僕の顔をみた。

僕は小さなため息を吐き、犬を抱き上げ、目の前のカフェに入って赤ワインを頼んだ。




ということで、ワイン会を開催します。
今回は代官山店と熊本のお店で同時開催いたします!

ちなみに僕は熊本のwallflower by jun okamotoでお待ちしています。
最初の1杯目にはJUN OKAMOTOのシグネチャー入りのワイングラスと店長の手作りチョコがついてきます。(*ワインは有料となっています。)

代官山店では2014SSの物語にちなみ「かき氷のようなカップケーキ」を用意してお待ちしています。

どちらも
2/14 の 18:00 ~ 21:00 でやってます。

(この物語の続きを聞きたい方も)是非お越し下さいね。









2014/02/02

*2014 Spring Summer立ち上がりのお知らせ*


「あなたと会う時はいつも雨ね。」
そういって彼女は僕の傘の中に入ってきた。(2013SS)

「コーヒーって苦いから嫌いなの。」
そう聞いた僕は、淹れたてのコーヒーを素早く隠し、お湯を沸かし直してハーブティーを用意した。(2013-14AW)


『デートに来ていく為の服が欲しいの。』
2014SSでは、彼女はそう彼に伝えます。
新しい彼とのデートの為に。。

今までより少しだけ切ないストーリーで綴る2014 SPRING SUMMERがようやく立ち上がります。
そして今回は、意外と初めて作ったのですが、
物語とルックブックをまとめた写真集(という言葉が一番しっくりくるかな?)を作りました。

前々回のブログで載せてるのですが、なかなかパソコンやスマートフォンでは見づらいと思うので、入荷予定の商品をメインに、少しだけ抜粋してみます。



「………。」
そう言って、彼女はきちんと並べられた布の束に指をかけ、
その中から何枚かを抜き取った。
僕は彼女の台詞に驚き、聞き返しそうになったけれど、
冷静なふりをして、紙の上に彼女の言葉を書き留めた。


テラスでは、グラスの中の炭酸の爽やかな音と氷の軋む音が響いた。
僕はそれを一息で飲み、斜め向かいのカフェに向かった。


「氷もらってもいい?」
僕が了解すると、彼女はグラスの中から溶けかかった氷を直接掴み
片目を閉じて日の光に照らされたオリーブの木を覗き込んだ。


こんな感じで物語と写真は進んで行きます。
代官山と熊本のお店では、2月3日から新作と共に写真集も置いています。
紙をめくりながら読むのは、ココで見るのとはまた違った感覚を覚えると思うので、是非お店に足を運んでみて下さい。出来る事なら、何故この写真にこの言葉を選んだのかを説明していきたいくらいですが。。

そしてまた全国の取り扱い店にも同様に新作と写真集が置いてあります。
写真集の数は申し訳ない程度の数量なので、お早めに足を運んでもらえればと思います。

またこれから2月3月とどんどん増えていくと思うので、みなさまお楽しみに!


取り扱い店舗

- JUN OKAMOTO DAIKANYAMA STORE (東京)
- wallflower by jun okamoto (熊本) 

 ☆ 

- iroha (金沢)
- sea berth (富山)
- compass (新潟)
- THE GALAXY HARMONY (大阪)
- case by case (愛媛)
- elega (福岡)
- EVER GREY (福岡)
- contessa ricca (大分)
- fagotto (大分)
- ALFFE (宮崎)
- sabbath (宮崎)
- grimme (宮崎)


- HOT FASHION (Hong Kong)
- Kitty (Hong Kong)
- 03 (Tiwan)
- hilifestyle (広州)
- Tyan (Singapore)
- Maison BO-M (Riyadh)


- parco-city
- palm maison
- nuan+

(*店舗によってはオーダーの都合上、まだ入荷されていない所もあるので一度お問い合わせの上、足を運んで下さい。)