2013/03/11

A sweet breakfast for her who dislikes coffe.



The dark blue winter sky was filled with small stars.

As I sat looking at them, I drew the various sweets I found hidden in them, on some scrap paper.

 “I don’t like coffee as it’s bitter.”

She said without hesitation in front of a simple breakfast serving, of salad, scrambled eggs and croissant.

I quickly inhaled the aroma of the coffee just recently made, smiled back lightly, put it away and remade two cups of herb tea.

Since that day, I have been thinking about how she could come to like coffee (and how we could drink coffee together)

While the world was still full of a sleeper's breath, I set dough to the side and started dissolving chocolate in hot water.

Then kneaded butter and added a mountain of sugar, after which I poured egg yolk, chocolate and meringue into the mix.

Following this, I took the dough, stretched it out flat, folded it, and rolled it like the tail of a dog.

Looking up at the sky, I saw the star’s didn’t shine as bright as before, The Deep Blue that had once been blanketing the world, had began to change into a mysterious blue, mixed with orange from the light.

The night that was left in the room and the smell of burning chocolate cake, mixed to the music of Sigur Ros, slowly turned into the morning light.

However, the moon and Venus were still shining while I waited for the sweets to bake.


The moon disappeared and the kitchen steadily became bright,
Chocolate cake, macaroons, croissants, Kanure, donuts, Mont Blanc, and short cake ...
Sweets, carefully selected from the stars that filled the previous night sky, filled the table.

 “A sweet breakfast for her who dislikes coffee”

As I muttered it, I looked up, to find her sitting at the table.

She gave a small yawn and said “This is a nice rectangle” as she
 took the opera and left beautiful teeth marks.

She then destroyed the brilliant round macaroons, greeted the world to the biting sound of a chocolate bar, and lastly, steered to her mouth, a croissant, shaped like the crescent moon in the previous night’s sky.

Tono went to his plate unsteadily, shaking his tail, and began to eat cookies shaped like Madeleine.

I began to grind the coffee beans while watching the two of them.

The aroma of freshly ground coffee beans cut through the air, to create a sweet scent in the room, which perfectly accompanied the refined crunchy sound.

I gently placed the ground coffee on top of the filter, and carefully poured the hot water.

The initial stress that the smell of the freshly made coffee, caused her, gradually softened, as the scent mellowed into the morning air.

As the last drop fell, I looked toward her, she had been staring at me brewing the coffee and smiled at me.

Nothing remained but a big white plate on the table

I poured coffee into a cup in front of her.

She inhaled the scent of the coffee, and put the cup to her lips.

As the coffee touched her lips, she frowned, perhaps due to its bitterness.

I watched her silently.

 “It tastes good.”

She smiled again, and drank the coffee once more.
.
As she drank, I shared my brewing strategy.

Our tender mornings had just began.


2013-14 autumn & winter



2013/03/09

コーヒーが嫌いな彼女の為の甘い朝食。


ダークブルーの冬の空は細かい星で埋め尽くされていた。
僕はその星の中に隠れている色んなお菓子をメモ用紙に描き移していった。

「コーヒーって苦いから嫌いなの。」
クロワッサンとスクランブルエッグの横にサラダを添えただけの
簡単な朝食の前で彼女はさらりと言った。

ドリップしたてのコーヒーの香りを慌てて全部吸い込んだ僕は、軽く微笑み返し、コーヒーを片付け、二人分のハーブティーを作り直した。
その日以来、僕は彼女がどうしたらコーヒーを好きになるか、(もしくは一緒にコーヒーを飲めるか)について考えていた。

世界中がまだ寝息をたてている中、僕は生地を寝かしつけ、その間にチョコレートの湯煎を始めた。それから練ったバターに砂糖をたっぷり加えて、卵黄とチョコレート、そしてメレンゲをそこに流しこんだ。寝かしていた生地を取りだし、平たく延ばして折りたたんだ後、犬のしっぽみたいにクルクルっと巻いた。

空を見上げると、さっきより星の輝きは減り、
世界を覆い尽くしていた深いブルーは、下からのオレンジの光と混ざり合い不思議なブルーへと変化していった。
部屋の中に残っていた夜も、チョコレートケーキの焼ける匂いとSigur Rosの音楽に混ざり合い、朝の光へと変わっていった。
最後まで輝いている月と金星を眺めながらスイーツが焼き上がるのを待った。

月が消えてキッチンが明るくなると、チョコレートケーキとマカロン、クロワッサン、カヌレ、ドーナツ、モンブラン、ショートケーキ・・・
夜空の星の中から選び抜いた甘いものがテーブルの上を埋め尽くした。

「コーヒーが嫌いな彼女の為の甘い朝食」

そう呟いて顔を上げると、テーブルに彼女が座っていた。
彼女は小さく欠伸をして、
「素敵な長方形ね。」
そう言ってオペラを手に取り、そこに美しい歯形を残した。
それから彼女はマカロンの光り輝く円形を破壊し、板チョコを齧る音で世界中に挨拶をして、夜空に最後まで残っていた三日月みたいなクロワッサンを愛おしそうに眺め、口へ運んだ。

トノは尻尾を振りながらふらふらと自分の皿の前に行き、マドレーヌ型のクッキーを食べ始めた。

僕はそんな二人を眺めながらコーヒー豆を挽きはじめた。
カリカリという小気味良い音と共に挽きたてのコーヒー豆の香りは部屋中の甘い香りを引き裂いた。
僕はそれをペーパーフィルターの上にそっと乗せ、注意深くお湯を注いだ。
ピンと張りつめていたコーヒーの香りは、柔らかなやさしい朝の香りに変わっていった。
最後の一滴が落ち、彼女の方を見ると、彼女もコーヒーを淹れている僕を眺め、微笑みかけていた。

テーブルの上には白い大きな皿しか残ってなかった。

僕は彼女の目の前にあるカップにコーヒーを注いだ。
彼女は目の前の香りを愛おしそうに吸い込み、カップに口をつけた。けれど彼女はコーヒーの苦みに反応するように彼女は眉をひそめた。

僕は静かに見守っていた。

「おいしいね、コーヒー。」

彼女はもう一度微笑み、そしてもう一度コーヒーを飲んだ。
僕は今淹れたばかりのコーヒーの説明をした。

僕らのやさしい朝が始まった。



2013-14 autumn&winter




2013/01/16

plantica / nomadic展


先日、、と言っても案外前ですが、
plamtica.....プランティカ(何故だか片仮名の方がしっくり)の展覧会に行ってきました。

プランティカは、JUN OKAMOTO/2013SSのショーでは、RANWAYにバラの花びらで雨男の為に水たまりを作ってくれたり、パルコでの初のショップを行った際には白樺のラックを制作してもらったりと、お世話になっている華道家チームです。

僕とのコラボレーションでは凄く繊細っていう感じがしたのですが、
実際のプランティカの展覧会を見てみると、繊細の中から溢れ出るダイナミックさと大胆さでもって、何かをぶっ壊そうという意思の強さを思いっきり感じる、痛快な展覧会でした。

銀座ポーラギャラリーにて、
今月の27日までやっています。

お近くの方も、そうでない方も是非!



P.S
この写真好きなんで勝手に使いました。。

2013/01/15

特別な火曜日に。


珍しくというか、初めて、雪かきの音が響きわたる朝ですね。

僕は熊本で育ったため、雪景色や雪かきの風景を目にする機会が殆どないので、やっぱり興奮を隠せません、、と言いたいですが、昨日のはちょっと降り過ぎですね。。
トノはというと、つるつるになった氷みたいな雪の塊の上を、雪の日のニュース映像のサラリーマンの人たちみたいに危なかしく歩いています。

都会の雪景色のその後は、お世辞抜きに言ってもきれいなものではあまりないですけど、人の動きに影響を受けない、庭から見える雪景色や屋根に残っている雪は相変わらず真っ白のままだなぁなんて思いながら空を見上げると、空も負けじと、いつにもまして真っ青で、、。

って、そんな素敵な火曜日の物語です。



昨日の大雪が嘘では無い事を証明するみたいに、道の両側には真っ白な雪が積み上げられ、わずかばかりの歩けるスペースを行列をなして人が歩いていた。
そんなアイススケートリンクみたいな道を、彼女が滑らない様に手を取り、注意深く、真剣に歩いた。

世田谷区役所はいつもと同じ様に誰かに対して励ましたりけなしたりもする事無く、何も言わずにそこに建っていた。
そしていつもと同じ火曜日だと言う事を区役所は静かにけれど堂々と訴えかけていた。

昨日の重く灰色の雲に覆われた空は真っ白な雪に変わり世田谷区役所のまわりを囲み、雪を絞り出しきった後の空はどこまでも青かった。
区役所は認めたくないかもしれないが、いつもと同じはずの火曜日は、
どこまでも白く、どこまでも青く、どこをどう切り取っても特別な火曜日になっていた。

僕はその純白の絨毯と青空のアーチを抜け、彼女(と、ちいさな命)の手を取って、今まで見た事のないくらい沢山の赤い印鑑の押された紙切れを提出した。

僕の手から離れ区役所員が触れたその紙切れは、魔法みたいに僕らの方を振り返り、小さな声で宣言をした。

「...... 」

僕らはその聞き取れないくらいの小さな宣言を、注意深く聞き取り、向かいあって微笑んだ。





おめでとう。











2012/12/13

(きっと)今年最後の告知。


あっという間に12月ですね。

昨日は12年12月12日。
数字が並んでいるってだけで、なんとなく気持ちのいい日でしたね。
そして今日は並びは普通ですが、ものすごく青空の澄みきったいい天気ですね。
(二日酔いの僕の頭にはちょっと爽やか過ぎますが。。)

ちなみにトノは00年11月22日生まれです。
これはこれで気持ちのいい数字なんです。


さて、今日もまた今週末のお知らせ。

熊本のお店wallflower by jun okamotoと、友達の眼鏡やさんの蒲池眼鏡と共同で、



コトリンゴちゃん(HPかわいい。。)のライブを開催します!



コトリちゃんはデビューしたて(だったのかな?)の頃、正子ちゃんに 紹介してもらったのがきっかけで知り合ったのですが、その時に貰ったCDを聴いて一気にファンになりました。

あぁ、なんとまともな説明。。

で、それから展示会の度に来てくれたり、当日にいきなり行った熊本でのライブの時にたまたまJUN OKAMOTOの洋服を着てくれてたりと、ちょこちょこ関わりがあって、熊本にお店を作った時に、いつかコトリちゃんを呼びたいなぁ、、なんて思っていたのですが、実現しました!

そして!
コトリちゃんに歌ってもらう訳ですが、今回は僕と蒲池君の声も聞いてもらおうと、、、
と言っても、もちろん歌う訳ではなく、コトリちゃんと僕と蒲池君でトークショー(音楽とファッション(たまに眼鏡)の話)をします!

そしてそして!
wallflowerのお客さんの手作りのチーズケーキや、うちのスタッフのお母さんの焼いてくれるクッキー、DECORAREのフィンガーフード等を用意して、少し早いクリスマスパーティになりまっす!!

そすて!
来てくれる人たちにお洒落をしてきて欲しいという願いも込めて、当日は僕と蒲池くんとコトリちゃんから、お気に入りのお洒落をしてくれた方にささやかながらクリスマスプレゼントがあります!!!


ということで、このブログをたまたま読んでしまった皆さん、
一緒に乾杯しましょう。


詳細です。



JUN OKAMOTO ✖蒲池眼鏡舗 ✖コトリンゴ LIVE
三つの夜の楽しみ方


【Contents】
■コトリンゴ ライブ
http://youtu.be/mygM8L3fpa0

■岡本順、蒲池正浩、コトリンゴによるトークショー
■Exhibition of new Eyewears by 蒲池眼鏡舗
■ JUN OKAMOTO 2013 Spring & Summer Debut Show ! 

2012.12.15(Sat) 
at ギャラリー木村 [熊本市中央区水道町3-5 上通KビルBF]

■開場 19:00 
■前売 3,000円 当日 3,500円 (1ドリンク付き)
※眼鏡もしくは、JUN OKAMOTOの服着用の方は受付で500円キャッシュバック

■前売りチケット取り扱い:
wallflower by JUN OKAMOTO 、蒲池眼鏡舗、meranco ricca.、
TSUTAYA書店熊本三年坂チケットカウンター

■お問い合わせ
[wallflower by JUN OKAMOTO ] 096-223-5642
[ 蒲池眼鏡舗 ] 096-319-1775
[ meranco ricca. ] 096-211-3955

ご予約はこちらからどうぞ。
http://www.longsixbridge.com/

よろしくお願いします。




興味のある方はwallflowerに連絡下さい。


2012/11/30

今週末についての長い長いはなし。

こんにちは。

最近は週末の移動が続きます。
距離だけを足していったら、日本2周くらい出来そうな勢いです。
嬉しい事です。

ということで、今週末の行き先は金沢です。
前に3時間限定という強行スケジュールでwallflowerをやらせてもらったのですが、結構評判が良く、3時間から2日間という大出世を遂げました!

という事で、僕もいます。
この間の初のランウェイの裏話、ドキュメンタリーを撮っている最中の裏話など、色んな裏話を聞きたい方は是非。

あっ、もちろん、wallflowerに興味のある方も!(なんて、)

以下詳細です。



と、その前に、
2013SSの受注会を大阪取引先であるThe Galaxy Harmony !!!さんで行います!
JUN OKAMOTOの洋服がその昔、新宿伊勢丹のカタログに小さく載ったのを見つけて連絡をしてくれたのがきっかけでずっと長くやってくれてる取引先さんです。
なので、今回の初のショーを凄く喜んでくれて、、、(喜び具合はこちらで読めます→コチラ)なのでショーを見た興奮を手取り足取り話してくれると思うので、是非足を運んでみて下さい!

あっ、もちろん JUN OKAMOTO 2013SSのフルラインナップに興味がある方も!(なんて、)

の展示会の詳細はコチラです。



ということで、魂は二つの都市へ。
体の行き先の詳細です。

wallflower by jun okamoto in Kanazawa 

@iroha 2F gallery 

12/1(SAT) 12/2(SUN) 


上記の2日間、
デザイナー岡本 順氏ご本人からアドバイスをいただけます。


洋服のデザインを選んで、生地を選んで・・・
場合によっては丈をカットしたり伸ばしたり・・・                    
自分だけの特別な一着に♫


【info】
iroha
http://irohadiary.blog58.fc2.com/
TEL/ 076-264-0783 MAIL/ info@iroha-kanazawa.com
OPEN 11:00~20:00 CLOSE 水曜日



2012/11/22

明日の福岡の天気以外のはなし。

やっぱり、こうやって(ってぎりぎりで意味があるかわからないですけど、、)きちんと告知とかはしていきたいなと、今の気持ちです。

といっても、告知するのがなんか恥ずかしい、、、とかでもなく、ただ単に、気がつけば明日になっているといった感じなので、いつも告知を諦めてしまうのですが、
これからは、ひとりの大人のデザイナーとして、伝えないと行けない事柄は伝えていこうかなぁと、、、

って、長いですね。


告知です。

明日、11/23に福岡のMANU CAFEにてJUN OKAMOTO 2013SSの初の東京コレクションを記念してくれて、福岡の取引先であるelegaとsign of the timesとEVER GREYが共同でいい感じ(らしい)カフェを貸し切り、先行受注イベントを開催してくれることになりました。

その中で、ショーの映像見ながらのトークショーの時間も設けてもらっています。
実は、ショーの事をココに書こうと何度か試みているのですが、言葉にきちんと表現してそれを残すということが、今はなぜか出来ないでいます。
でも思いは溢れる程あります。

それを明日は話せたらと思っています。

皆さん、是非お越し下さい。

詳細です。


JUN OKAMOTOの東京コレクション参加を記念いたしまして、

「JUN OKAMOTO TOKYO COLLECTION  release & exhibition party 2012」
を福岡大名のMANU CAFEにて開催いたします★★★

今回は、2013春夏JUN OKAMOTOの東京コレクションの美しい映像と、その商品達をそのまま福岡へ連れて参りました。

あなたを美しいJUN OKAMOTO worldへ誘います・・・

また、今回のpartyを記念して、
JUN OKAMOTOさんご本人をお招きし、
コレクション初参加の裏話や、服作りに対する熱い想い、
Parisでの生活のこと、JUN さんの頭の中 etc 
をお話いただく予定です。

☆★☆

今回は、JUN OKAMOTOの東京コレクション参加の春夏商品を
お手に取っていただけるとともに、(レディーズ、メンズともに)ご予約を承ります。

デザイナーのJUN OKAMOTOさんに着こなしやコーディネートアドバイスを直接いただけるチャンスです♡

☆★☆

日時: 11/23(祝日FRY) // 10:00〜18:00

場所: MANU CAFE 大名店

Price: ワンドリンク付き 500yen

JUN OKAMOTO talking time : 14:00〜

Produce : Evergray /elega / manu coffee / 花匠



「JUN OKAMOTO」の商品をデザイナー自身を含め愛している
セレクトショップ「Ever gray」と「elega」

いつも一歩前を行く新しい試みのCAFE「manu coffee」


その「もの」と「人」を繋ぐ「場所」を「花」を使って美しく装飾するのは、「花匠」

4社のコラボレーションパーティーです。



美味しいコーヒーを飲みながら、
FASHIONを生で楽しむ参加型イベントにぜひお越し下さいませ〜♩