2009/07/06

ヴァンス_マティス

朝、ニースに着いた僕は、コーヒーのかわりにビールを飲み、
そこら中に生えているオリーブの木から、まだ小さくて青い実を口に含み、
強烈な若さと苦みを味わい


海の町から一度離れて山の上にある町ヴァンスへ。

10年以上前にテレビで見て以来、僕の頭の片隅にずっとある、マ
ティスの描いた教会に行ってきました。

顔のない神様と、パンの色をした祭壇の置かれた真っ白な教会は、
南仏そのものの青・緑・黄色のステンドグラスの淡い光に満ちた素晴らしい教会でした。



教会を出たあと、町をうろつくと、生ガキをひとつ食べさせてもらったり、
ロゼワインを買って帰りのバスで飲もうと、
店主に『コルクを開けてくれる?』と頼むと、

『開けてもいいけど、なんならワインオープナーあげようか?』

だって、


よくわからないけど、この白い教会のある田舎町は、素敵なところでした。

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