2011/10/24

2012SS展示会@恵比寿さま。



おはようございます。
第一回の展示会無事終了しました。
再開出来た方々、新しく出会った方々、これからよろしくおねがいします。
サンプル制作を熊本でおこなっていたため、10日くらい前の金曜日に東京に戻ってきました。
それから、シューティングして、展示会して、はじめましてやひさしぶりやときめきを繰り返し、昨日は弟の結婚式でした。
そして、三番目の弟夫妻のおめでたもあり、僕とトノには妹と甥っ子が一気に増えました。

個展スタートです。

FOR BUYER&PRESS
10/25(火)〜10/27(木)11:00〜20:00

FOR PRESS&FRIENDS
10/28(金)〜10/29(土)11:00〜20:00

@gallery POINT
東京都渋谷区恵比寿西1-4-7

今回は自作のストーリーに合わせたコレクションとなっています。
全てが泡に見えてしまう「彼」から見えるドットの世界と、ふたりの挑む朝食の風景を是非見に来てください。



『頭の中に泡がありますね』医者はいとも簡単にそう僕に伝え、簡易に包装された包み紙を渡した。
家に帰り包装を解いてみると目薬が入っていて、ラベルに「CHAMPAGNE / 1975」とだけ記載されていた。
僕はその目薬を口から流し込みたいのを我慢して、一滴もこぼさないよう注意深く目に差した。

朝早く目が覚めて、太陽の光を浴びようと窓へ向かった。
朝露のベールに包まれた薄いカーテンは、いつもにもまして爽やかに揺れていた。
僕はそのプチプチとしたドットで出来たカーテンに手を、、、
と、僕はそこで気がついた、僕の目に映るものが全てシャンパンに飛び込んだような泡(ドット)の世界になっている事を。。

彼女はいつも朝食が出来上がる頃に起きてくる。
彼女は起きると、水を飲んだ後の猫みたいにさっと顔だけ洗い、朝食の為の洋服を選ぶ。
もちろん僕もきちんと着替えて朝食を準備する。
これは僕たちの小さなルールなのだ。
今日の彼女は、シャンパンの中で立ち上る泡のようなワンピースを着ていた。
僕はそれより少し大きいドットのシャツと、ゆったりとして裾にまだ泡が残っているパンツをあわせた。
『おはよう。』
彼女は殆ど口を開けずにそう言い、席に着いた。
僕は少し冷えたシャンパンをグラスに注ぎ『おはよう。』と返した。



少し長くなりましたが、
JUN OKAMOTO 2012S/Sはこの3つのストーリからイメージしました。
「男」の差したシャンパンによって見えてくる泡(ドット)の世界、
そんな事とは知らずに毎朝の朝食の為に注意深く着るものを選ぶ「彼女」。
そんな二人のストーリーです。

今回から本格的にメンズラインも始動し、メンズ、レディース共に
充実したラインナップとなっておりますので
是非みなさまお誘い合わせの上、ご来場ください。


CONTACT //
JUNOKAMOTO
junokamoto.com@gmail.com












3 件のコメント:

  1. じゅんさん、お洋服スゴク素敵〜...
    展示会行けないのがスゴク残念〜...
    シャンパンドットかわいいですー
    見たかったーー。

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  2. junさん、おつかれさまです。
    ドット柄のトレンチ可愛い
    金髪女の子、何歳なのか気になる・・・

    弟さん、ご結婚おめでとうございます。
    トノくん、元気ですかー??

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  3. yuiちゃん
    ありがとー。
    いつかまたパリでも展示会やりたいよ!

    黒薔薇さん
    ありがとうございます。
    弟、トノも元気ですよ!

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