2011/03/06

アメとユキ。

最近よく頭の中でつぶやいているコトバ。

アメとユキ。
完全な母親にはなれないアメと、完全に子供でいたいユキ。

僕の大好きな友人、彼女は完全に母親であるけれど、ディックノースのはなしを聞き、よれよれのネルシャツを思い浮かべると、彼女はすごくアメに似ている気がする。
僕の大好きな友人、彼女は13歳ではないけれど、同じユキという名前を持ち、ユキと同じような奇妙な力と美しい容姿を持っているような気がする。

そんな二人を想像力を駆使して、母と娘の関係になれるかと思っても、うまいこと想像出来る筈もなく、
そのかわり、ふたりが友達になれるのは、とても簡単に想像できる。

当たり前か、二人とも僕の大好きな友人だから。

小説の中で、アメは同じような事を想う。
まだ物語は終わってなく、結局二人がどういう関係になっていくのか(何度か読んではいるけれど)忘れてしまったけど、きっと二人はどちらにもなれないのだろうなと思う。

アメとユキ。

自らオーダーメイドのお店を持ち、今までに5000枚くらいはお客さまの為にデザインしてきている僕の母親は、未だに先生と呼ばれていて、今日も誰かの為にデザインしてる。
才能の在り方などはだいぶ異なるけど、今にして思えば、母親はアメ的な人だったのかなと、そして僕はユキと同じように、(奇妙は力はないにしても)いつも寂しい気持ちを少しは抱き続けていなのだろうなと、
日曜日のうっとうしい雨のなかでぼんやり思い、もう少し後で話そうとしていた事を少しだけ打ち明けてみようかと、キーボードと叩きながら決心してみる。



と思ったけど、また今度書きます。

同じ題名で。

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