2009/08/31

petit frere

僕には2人の弟がいます。
先週末は一番下の弟の結婚式でした。

初めて出席した神前式では長男(僕です)の携帯がなる始末、、、。
真ん中の弟は未来のお嫁さんと一緒に出席するということで、長男(僕)は本気で犬(トノ)と出席しようかと式場に電話してみようかと本気で考える始末、、、。

こういう場くらいしっかり歳相応の動きが出来なくてはと反省しました。。

そんな僕とは違い、ちゃんと同じ土地に住み、朝から仕事場の玄関を黙々と掃除していたこともある僕の弟は、僕の知らない土地大阪で実直に生きていることの素晴らしさを感じさせてくれ、また素晴らしい上司や先輩、同僚や友達の方々に見守られた、素晴らしい披露宴をやってのけました。

最後の挨拶も、涙ひとつ見せずにどうやって覚えたんだ?てくらいの素晴らしく長く、誠実なスピーチで締め、、、
僕は、弟の幸せそうな笑顔を見て、ハッとし、結婚式的な泣きの部分は全部クリアしたはずだったのに、ひとりいきなり泣き出してしまう始末、、。


僕と弟とは、生きている場所も、セクシーさも全然違うんですけど、
彼が大切に真面目に創り上げて来た『今』をある程度見れて、本当に尊敬でき、安心し、嬉しく思いました。
多分、僕の弟夫妻に『セクシーに生きていって下さい』と伝えてみても『?』という表情しか帰ってこないと思います。
ひとつひとつのコトバや景色に一喜一憂する僕と違い、僕らの場合『感じて』気付いていくことも、彼らには『積み重ねて』染み込んでいく。
生き方は全く違い、感じてきた景色もだいぶ違うけど、なにかを創り上げていく、ということは誰にとっても同じくらい大変で、楽しく、素晴らしいものなんだと、弟の笑顔に教えてもらいました。

多分、僕のHPの存在も知らない僕の弟だけど、もう一度、

おめでとう。


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