嬉しい、けど、寂しい、、、
そんな時に忌野清志郎の『サントワマミー』が流れました。
sans toi m'amie...
君がいないと、、。
★
とりあえずクロミツと名付けていた生後一ヶ月くらいのその猫は、5月2日にアトリエの前の公園で『なーなー』鳴いてるところを見つけ、そのまま段ボールで家をつくってやり、ささやかながら猫缶で乾杯したのが出会いでした。
猫の気持ちがまったく分からない僕は、彼女(三毛猫なので多分メス)が『なーなー』言うたびに、訳も分からず猫缶を開けたり、ミルクを足したり、膝にのっけてみたり、、でも降りるし。。
気がつくと、どこにいるか分からなくなり、1時間くらい探し続け、彼女が『なぁ』って言ってくれてやっと見つけたり、、。
5月7日になると、『なー』と見つめるので膝にのっけてやると、そこで寝るような、、、猫系の女の子ってもてるんだろうなぁと思ってたところでした。
ミクシーの里親コミュにコメントを出していた僕にメッセージが届いたのが7日の朝。
返事をすると、すぐにまた返事があり、その日の5時に夫婦でやってきました。
『かわいー』と、20歳くらいの女の子が猫を抱き、旦那さんに見せて僕に振り返ります。
そして僕に、『このまま連れてかえってもいいですか?』
★
『二人の恋は 終わったのね 許してさえ くれない あなた
さようならと 顔も見ないで 去っていった 男の心
楽しい 夢のようなあのころを 思い出せば
サントワマミー 悲しくて 目の前が暗くなる サントワマミー』
★
僕はきちんとさよならも言えずに、
抱かれるのが嫌いで『なーなー』言っているクロミツをただ見送るだけでした。
もう一回ちゃんと抱いておけばよかった。。
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