雨の音と、やけに昇るのが早い日本の太陽に起こされて目を覚ます。
カーテンが少しだけ開いていて、そこから(まさに)瑞々しい緑が見えている。
ふーん、
僕がまだパリにいた時、朝起きると見えていたのは、青空だった。
日本と違い、太陽ものんびりしているパリの街の朝の空は、
まだ透明なままで、
カーテンからのぞく緑をぼんやり眺めていると、
僕の育った街が『火の国』や『杜の都』と呼ばれていたのを思い出した。
いわゆるパワースポットなどと言われる神社などに行ってもあまり、『きてるねー』的な感覚は分からないのだけれども、
その神社が、古くから町の人たちに愛されていたことは、その周りの森を見ると分かるし、
僕はそういう人の心のこもった森林と、透きとおったあまい水を飲むと、自然とパワーをもらえた。
巨大な水槽の中にいるみたいな日本の梅雨の朝に、
ふと、日本人が緑や太陽を大切にしているのが分かる気がした。
けど、
僕が目覚めて、
最初に思ったことを正直に話すなら、
カーテンの隙間から見えた瑞々しい緑に心を奪われた時に
『空の国』や『水の都』なんて街があればいいのに、
という
子供じみたこと。
エリックサティとチーズケーキとコーヒーのあさに。
おはよー。
おはよーございます。
返信削除すーはーすーはー深呼吸~。
読んでたら、森の中で澄んだ空気を吸い込んでるようなそんな気持ちになりました。
うれしいはじまりです。
よいいちにちを☆
エリックサティとチーズケーキとコーヒーかー。
返信削除なんておしゃれー
日本は水槽の中なんですね!わお。
今年はこっちも雨が多いけど、やっぱり"パリの雨"です。
お日さまギラギラマークと、雲のマークと、大雨のマークがいっしょになって、表示されてるmétéo。
そりゃどれか当たるわ!