
まだ蝉の鳴き声も聞こえない、この何も無い東京の朝空に感心した日の午後、
僕の両腕の中から旅立っていったウエディングドレスを小澤麻衣から大和麻衣になった
僕の友達をつつみました。
それはもちろん、うつくしく、綺麗で、素敵で、なんやかんやで、、

とにかく素敵だったよ! マイちゃん!!
始まる前は、マイちゃん、祐介君、そして周りの女の人たちに自分のつくったドレスがどう思われるか不安で一杯だったのが、
披露宴で二人があらわれると同時に、ふたりの幸せそうな顔だけ見てました。
たぶんそれは、祐介君の衣装をスタイリングした荒木君も同じだったんだろうなぁと思いつつ肩を叩き、乾杯。

マイちゃんと乾杯。
祐介君と乾杯。
ふじさきと、まさひろくんと、さとみちゃんと、あいちゃんと、あやちゃんと、さいこちゃんと、あいこうと乾杯。

僕らが手にしている 富は見えないよ
彼らは奪えないし 壊すこともない
彼らが手にしている 富は買えるんだ
僕らは数えないし 失くすこともない
披露宴のあとからよく聞いている『ありあまる富』
祐介君とまいちゃんらしい素敵な披露宴は
僕らにも彼らにも見える、ありあまるほどの幸せにあふれていました。

おーめーでーとー。
