2010/01/25

ゲツヨウビ。

日本語は美しい、
なんて良く言いますが、文字にするとよく思います。

タイトルの『ゲツヨウビ』も月曜日なだけなのに、少しドラマチックに見えたり。
パソコン(特にmac)の文字変換の幼稚なおかげで、時に凄く素敵な発見を出来たりするのも、
ニホンゴだけかも知れませんね。

と、
まだ少し気だるく、ネジを巻ききれていないゲツヨウビの朝に
(僕も含め)このブログをミてくれてる皆さんの為に、





一週間でいうと、火曜日くらいのテンションですかね?


今週もがんばりましょー。

2010/01/15

ガレットデロワ

王様のガレット。

今年のお正月は、幸運にもお餅を沢山食べれたのですが、何かもの足りません。。

ガレット。。



とりあえず説明すると、
ガレットとは、アーモンドクリーム(?)の入ったパイで、年が明けた後、何日かしたら家族で食べます。
中に小さな陶器の人形が入っていて、それを当てた人が王様(ロワ)になり、ラッキー。



とまぁ、適当な説明ですが、去年、僕はそのガレットをわざわざアイスランドにまで持って行って食べるくらい、慎重に毎年のセレモニーとして楽しんでました。

ちなみにその年は、努力の甲斐あり僕の口の中からは小さな羊が出てきました。

人よりも妖精よりも羊の数の方が多いアイスランドで、羊の人形が出てきた事に、友達のアイスランド人も一緒に驚いた事を懐かしく思います。

そして僕は、それから一年間、幸福のかたまりと思い込んでいる羊の人形を、常にどこかのポケットに忍ばせて過ごしていました。


一番小さな子です。


始めて僕の口の中に残っていた人形は、金のそら豆でした。
元々、ガレットの中に入れてある陶器の人形の事をフェーブと言うんですが、それはフランス語でそら豆を意味していて、こういうシンプルなものが出てくると何か厳かな気持ちになりますね。
次に覚えているのが僕の星座でもある水瓶の人形。

そうなってくると、なにかしら神秘的なものを感じるガレット、
と思いきや、ある年に友達の口の中から出てきたのはスパイダーマンだし、まぁ楽しい行事です。

ちなみに王様には紙の王冠がもらえます。
しかし子供用なので小さいです。。


と言っても、近所の神戸やに売っていたので、それなりに売ってるんでしょうけど、
なんとなく買わず、食べたいストレスを日に日にためています。。


と、とにかく、今年も食べたいものです。

2010/01/08

『HIRO SHOP 001 CUSTOM MA-1 EXHIBITION』

冷凍の鮭でもおいしく焼けると知った少し前に

コレが、


コレに、


花束。



1/9日 、、もうそろそろ今日ですね、、に、新しくopenするHIROくんのお店の最初のexhibitionに誘ってもらい、他のいかついブランドに混じってMA-1のリメイクをやりました。

案の定、MA-1の原型が残っているのは僕ぐらいなのですが、
洋服が好きで好きでたまらない人たちがリメイクしたMA-1たちは見るだけでも楽しいものです。

明日、、今日のオープニングには
7時ころ僕も遊びに行くので、是非、遊びにきてくださいね。



『HIRO SHOP 001 CUSTOM MA-1 EXHIBITION』

OPENING: 2010.1.9.SAT 12:00~21:00

2010年1月9日(土)、現在ある恵比寿から原宿
に“ひっそり”と『HIRO SHOP』が移転オープンいたします。
それに合わせてオープニングエキシビジョンを開催致します。
参加メンバー達がカスタマイズした1点物のMA-1を展示販売さ

て頂きます。

尚、オープン当日はささやかなパーティを開催させていただき
ます。
皆様お誘い合わせの上、是非ご来場下さい。

(参加メンバー)
Advantage cycle / HIDEAKI SHIKAMA
banal chic bizarre
HIRO
JUN OKAMOTO
JUVENILE HALL ROLL CALL
K=LABEL
MOZZZ
YEAH RIGHT!!

【店舗情報】
HIRO SHOP
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前2-31-21、ヴィアレット原宿205号
TEL/FAX:03-6447-2496
mail:hiroshop205@yahoo.co.jp
blog : http://ameblo.jp/hiro-nippon/
営業時間:12:00~20:00 (現在のところは土曜日、日曜日のみ
営業)
★ベランダに掛かる大きな日の丸の旗が建物の目印となります

★エントランスに着きましたら205号室をお呼び出し下さい。

2010/01/05

グッチョイス。

ようやく明けた感じの2010年。

昨日は明治神宮に行ってきて、おみくじを引いてきました。
書いてあった言葉は『油断大敵』、、、ハイ、、


フォトグラファーのマサコちゃんから『今更だけど観てみてよかった!』っていうメールを何ヶ月か前にもらって、それ以来気になっていたものを、ようやく(さらに今更)借りて観ました。

内容を全く知らずにショーンペンが出てる事だけ知っていた映画『アイアムサム』。

ジョンレノン好きのお父さん(サム=ショーンペン)と素晴らしく可愛い娘(ルーシー=ダコダ・ファニング !)二人の愛らしく強い絆に、涙こそ出なかったのですが、終始涙腺をゆるまされ、
一人ビールを飲みながら見た深夜の映画は、頭の中を程よくリラックスさせてくれ、
簡単に、
いつか娘を持つ事が出来たらルーシーと名付けよう、と思わせてくれたりして、
でも『岡本ルーシー』は、ないですね、、油断大敵です。


次の日、
当たり前の様にスタバで新しいコーヒー豆を買い、
また次の日の朝に、
サムの声を聞きながらコーヒーを煎れ飲んでいると、
やっと気がつきました。
サムが知的障害者だったという事を、

僕はここ最近、アウトサイダーアートと言われる彼らの創る作品を、ただ単純に素晴らしいという理由だけで、僕の作品の中に少しだけ加えさせてもらっていました。
そして2010s/sより JUN OKAMOTO BLUE として、アウトサイダーラインを区別化してスタートさせました。
絵を描いてる人、布を織ってくれてる人、と、その親御さんたちまで喜んでもらっているというのは、有り難い事なんですが、
実際彼らがどういう生活をおくっているのかというのは考えた事がありませんでした、、。

当たり前に、彼らも親になり子を持つ事もあるだろうし、
そうなった時にサムの様な状況に陥る事もあるだろうし、
けれど現実的にはサムの様にうまくいかない事の方が多いのかもしれない。

なんて考えてると、
大袈裟で偽善的と思う人もいるかもしれないけど、
僕のやっている事で、
アウトサイダーアート、、というか、彼らの素晴らしさに気付いてくれる人が増え、
サムになれる人が一人でも増えていけばなぁと、、

映画としても、僕の好きな映画ランキングの3位くらいになったこの映画に、
自分の今やっている事と重ね合わせる事が出来きたこの映画を選んだ僕に対して、

サムは


と、
言ってくれるでしょう。

2010/01/02

あおいそら。

あおいあおいあおいあおいあおい空のお正月。

久しぶりに日本で迎えるお正月。
今年の一番新しいヒに、新しい青さに息も弾み、
このお世辞抜きでアイスランドの青空とブルーンラグーンを思い出させてくれる東京の青空は、
テレビもなく、人が多いだろうからと思う理由で初詣にも出れない僕にとって唯一新しく、嬉しいお正月のニュースです。

パリで8年間お正月を過ごしたトノも、今年は東京の赤い絨毯の上で真っすぐな太陽の光の下で寝ています。

目に見えないけど、お正月ということで、
昼間からビールを飲み、
ヒのヒカリにあたり真っ白に見えるトノの上下に揺れるお腹を眺めながら、
今年は昨年以上に、ブランド、僕自身がんばり、
ブランド、僕自身として、皆様と繋がっていければと思っています。




これからもよろしくです。